としまえんの跡地にできたハリー・ポッターの屋内型施設「ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が開園1周年を迎え、ますます盛り上がりを見せる『ハリー・ポッター』シリーズ。
横浜にある「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」では、『ハリー・ポッター』シリーズ8作品に加え、ハリー・ポッターシリーズの約70年前に起きた魔法界の出来事を描く『ファンタスティック・ビースト』シリーズ全3作を順次上映中です。
横浜で、ハリポタ全作品を順次上映中
ところで、“ファンタビ”シリーズについて、「ハリーが出てこないハリー・ポッターシリーズって面白いの?」と思っているあなた。実は、ホグワーツの学び舎で起こる出来事とは全く違う、大人の魔法界が描かれているのですよ。
『ファンタスティック・ビースト』のストーリーをおさらい
主人公のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、細身で物静かな魔法動物研究者。しかし、魔法動物へ注ぐ情熱と愛情は深く、殺処分や密輸される魔法動物を保護しながら世界中を旅しています。ある日、ニュートはニューヨークの銀行で、パン屋を開店するために融資のお願いに来たジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)と出会い、互いのカバンを取り違えてしまいます。魔法を使ったことをジェイコブに見られてしまったニュートは、その記憶を非魔法族であるジェイコブから消そうと追いかけますが、その最中、街では恐ろしい事件が次々と起きていきます。巨大な闇の塊「オブスキュラス」が建造物をハリケーンのようにあっという間に破壊していくのです。
ゲラード・グリンデルバルドを演じた3人の大物俳優
オブスキュラスの力を利用し、世界を支配しようと企むゲラード・グリンデルバルドの役を、これまでの全3作で3人の大物俳優が演じました。第1作目『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』ではコリン・ファレルが、魔法保安局長官のパーシバル・グレイブスに変身したグリンデルバルドを熱演。そして1作目の最後に、グリンデルバルドの本当の姿として登場したのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『チャーリーとチョコレート工場』で主演を務めた超大物俳優のジョニー・デップ。2作目からはジョニー・デップがグリンデルバルド役として最後まで出演するはずだったのですが、私生活でのスキャンダルなどが影響し、2作目までで終了。
ジョニー・デップの代わりにスピードキャスティングで3作目のグリンデルバルド役に決まったのはマッツ・ミケルセン。『007/カジノ・ロワイヤル』などへの出演をきっかけに世界的な評価を得た彼が、ジョニー・デップよりもさらに冷酷なオーラを放ちます。この事実を知らずに3作を見るとグリンデルバルドの顔がコロコロ変わってやや混乱しますが、この経緯を踏まえておけば大丈夫。事前知識を入れておくことで、ストーリーに没入できるはずです。
ニュートがカバンから次々と出す魔法動物にハマる!
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの最大の魅力は、何といってもかわいい魔法動物たち。カモノハシのような見た目の「ニフラー」はキラキラするものが大好きで、宝石や金貨があるとすぐに飛びつき、店の商品でも他人の物でも構わずおなかのポケットにしまおうとします。それを阻止しようと奮闘し、金庫破りや宝石泥棒に間違えられてしまうニュートが面白おかしく、映画全体をほのぼのとしたムードに和らげます。また、ニュートはピンチの場面では大きな蝶のような羽を持ったスウーピング・イーヴルを飛ばし、敵を次々と撃退。危機を切り抜けていく様も爽快です。
ハリーとつながる唯一の人物は若き日のアルバス・ダンブルドア
『ファンタスティック・ビースト』シリーズで唯一、ハリー・ポッターと直接話したことがある主要登場人物といえば、アルバス・ダンブルドア。『ハリー・ポッター』では白ひげの校長先生として登場しますが、ファンタビシリーズではイケメンの魔法使い。何せ、若き日のダンブルドアを演じるのは、甘いルックスが人気の名俳優、ジュード・ロウ。このキャスティングに、最初は「ダンブルドアにしてはイケメン過ぎるのでは!?」と思いましたが、ストーリーを見進めていくうちに納得させられました。誰もが彼を偉大な魔法使いだと称え、ホグワーツの生徒からも人気があり、グリンデルバルドと唯一対等に戦うことができる力を持つ、自信にあふれた人物。それがアルバス・ダンブルドアなのだと改めて感じることができました。
その他にも、注意して見ていると、若き日のマクゴナガル先生や、『ハリー・ポッター』シリーズに登場するキャラクターの祖先と思われる名の人物が現れたりもします。
<対象セット>
・ポップコーン1ドリンクセット
・ポップコーン2ドリンクセット
・ポテトセット
・ホットドッグセット
・チュリトスセット
・ワッフルセット
・クレープスティックセット
※ポストカードは数量限定
※一部セット商品のない劇場もあります
上映スケジュール
ローソンユナイテッドシネマSTYLES-Sみなとみらい『ファンタスティック・ビースト』シリーズ
・6月28日~7月4日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)
・7月5~11日
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022年)
『ハリー・ポッター』シリーズ
・2024年6月28日~7月4日『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
・2024年7月5~11日
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)
※その他の『ハリー・ポッター』関連作品は上映終了