究極のパーソナルカラー分析は原宿にアリ! 「資生堂ビューティ・スクエア」で見つけた私の色

JR原宿駅前の「資生堂ビューティ・スクエア」に、より魅力的に見えるカラーレンジ(色の範囲)を細かく教えてくれる“究極のパーソナルカラー分析”があると聞きつけ、早速体験取材へ行ってきました。

髪や肌、瞳の色を基に、その人が魅力的に見える色を探すパーソナルカラー診断。色を「春(スプリング)」「夏(サマー)」「秋(オータム)」「冬(ウインター)」の4つのグループに分け、どの季節のカラーが似合うか見極めるのが一般的で、最近では肌の色のベースを表す「イエベ(イエローベース)」「ブルベ(ブルーベース)」といった用語もSNSなどでさかんに飛び交っています。
資生堂ビューティ・スクエア、施設内
JR原宿駅前の「資生堂ビューティ・スクエア」
どのグループかセルフチェックできるWebサイトや雑誌の特集もよく見かけますが、自分のことはなかなか判断が難しいもの。そんな中、JR原宿駅前の「資生堂ビューティ・スクエア」に、より魅力的に見えるカラーレンジ(色の範囲)を細かく教えてくれる“究極のパーソナルカラー分析”があると聞きつけ、取材へ行ってまいりました。

ここでしか受けられないオリジナルメニュー

サロンゾーン
広々とした空間の「サロンゾーン」
資生堂ブランドを中心としたコスメアイテムを自由に“お試し”できるこの施設は、さまざまな世代が集う今注目の「コスメのテーマパーク」。フロアの一画「Salon Zone(サロンゾーン)」では、資生堂が運営しているヘアメイクアップアーティスト育成アカデミー・SABFA出身のアーティストによる、1対1のメイクレッスンやヘアスタイリング、眉カットなどが行われています(有料)。そのメニューの1つがオリジナルの「48タイプ・パーソナルベストカラー分析(48タイプ分析シート付)」です。 
カラードレープで診断
手際よくドレープを扱い、どんどん似合う色を見定めてくれる
分析は120色あるカラードレープを胸に当てながら進んでいきます。最初はブルーベースかイエローベースかを判断。続いて顔がスッキリ輝く“明るさ”や、くすみが目立たない“清濁”を見て、次第に似合う色の範囲を狭めていきます。色によって輪郭がはっきり見えたり、くすんだり、はたまた顔が真っ黄色になってしまったり……色を味方につける重要性をひしひしと感じる時間でした。  

「夏」だけでは終わらない!?

筆者はすぐにブルーベースの「夏」ということが分かりましたが、ここで終わらないのがこの分析のすごいところ。春夏秋冬のうち1つのグループで結論づけるのではなく、ほかの季節のカラーも入念にチェックした上で、最終的に48ものタイプ分けから最適なカラー群を見つけるという、詳細なパーソナルカラー分析なのです。
 
実は、筆者はこれまで「夏」か「冬」と言われることが多く、結局どちらなのかハッキリしていませんでした。が、今回の分析では「サマーの中でも濃い暗い色」と「ウィンターの中でも軽い透明感のある色」がパーソナルカラーであることが判明。つまり夏と冬それぞれのグループの中でも、半分くらいの色はしっくりくるものの、残りのカラーは全く似合わないのです。だからこれまで「夏」と「冬」どっちつかずだったんだなぁと、大変スッキリ腑に落ちました。
 
結果、筆者のパーソナルカラーは48タイプの中の「クリーンコールドウィンター」というカラー群に決定! 
分析結果
左の上から順に似合う色が並びます
とことんブルーベースなので、すがすがしいほどイエローベースの色は入っていません。
 
詳細なカラーレンジが分かったところで、ヘアカラーやファション、メイクなどについてアドバイスが始まります。筆者の場合、「ヘアカラーは黄み抑えめ」「メイクは透明感・ツヤ重視」「服は素材軽めに。でも甘くなりすぎないように」「アクセサリーは断然シルバー」といった、すぐに取り入れられる具体案をたくさんいただきました。
 
4シーズンの分け方にとらわれない詳細なパーソナルカラー分析は、所要時間60分、料金1万6500円(税込)。自分が輝く色を知り、的確な買い物もできるようになるので、大変コスパの高い美容投資だと実感しました。

<DATA>
資生堂ビューティ・スクエア
住所: 東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1階
電話番号: 03-5413-7717(代表)
営業時間: 11:00~20:00
定休日: 不定休

この記事の執筆者:藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。
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