滋賀県版「住みここち(駅)」ランキングは、滋賀県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の9163人分の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の駅を対象としています。
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2位:びわ湖浜大津A(京阪京津線)
2位は、近接駅の「びわ湖浜大津」駅と「三井寺」駅を統合した、「びわ湖浜大津A」でした。琵琶湖に面した大津市に位置する「びわ湖浜大津」駅から琵琶湖までは徒歩圏内。京都・滋賀間を結び、地下鉄、登山電車、路面電車の3役を同じ車両でこなす日本唯一の路線「京阪電車京津線」が通っています。駅周辺には、自転車で琵琶湖を一周するサイクリングルート「ビワイチ」の拠点となる大津港サイクルステーション「O-PORT-able(オーポータブル)」があり、多くの観光客からも人気です。実際の居住者からは、「マンション建設が続いており、人口増加で小学校のクラスが増加。こどもが増え賑わいが増してきている。音楽祭など無料イベントが多く、家族で楽しめる」「琵琶湖も近く、子供が遊べるような公園も多い。田舎すぎず都会すぎず、子育てしやすい環境。家から徒歩圏内で総合病院や図書館もあり、老後も住みやすいことが予想される」「スーパーやコンビニ、病院や学校、図書館など必要な施設が近くに揃っており便利な場所だが、静かで治安も良い」などの声が集まりました。
1位:唐橋前(京阪石山坂本線)
1位は、初登場の京阪石山坂本線の唐橋前駅。京阪石山坂本線で京都駅までは約30分でアクセスでき、JR琵琶湖線の石山駅とも接続しているため、広範囲なエリアでの移動がスムーズにできる交通利便性も魅力です。駅から徒歩5分ほどの瀬田川には、日本三名橋の1つで近江八景「瀬田の夕照」で知られる「瀬田の唐橋」など古くからの名所があり風情ある景観が広がるほか、川ではボートなどのマリンスポーツを楽しむ人でにぎわいます。実際の居住者からは、「瀬田川やびわ湖が近く、どこへ行く時にも水辺を通るので気持ちが良いです。また名神のインターがすぐ近くなので、遠出する時はとても便利です」「駅近で徒歩圏内に商店街がありとても住みやすい。駅も私鉄もJRの両方があるので出かける利便性を考えても住みやすい」「JRなら京都まで12分、大阪なら40分の利便性の高さ。昔の宿場町、城下町のある環境。地震の心配はあるけれど、津波、山崩れ、渇水のない安心感。冬はスキー、夏は魚釣りが楽しめる環境の良さ。野菜類が新鮮で、隣の京都の半額以下で購入できる物価の安さ」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
※2つ以上駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記しています
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。