映画へとつながるストーリーが描かれるドラマ『からかい上手の高木さん』(TBS系)が2024年4月2日より放送をスタートしました。第2話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第2話のあらすじ
通学中の西片(黒川想矢さん)の前に現れた高木さん(月島琉衣さん)。いつもなら自転車で通学しているはずですが、どうやら今日は徒歩。その理由を聞きますが、高木さんは「『西片と手を繋いで学校に行きたいから自転車を置いてきた』……と思う!?」と返し、早速からかわれる西片。しかしそこで、昨日の帰りに高木さんがつぶやいていた「ブレーキの利きが悪いんだよなぁ」という言葉を思い出し、「高木さんが自転車じゃない理由を当てたらオレの勝ちっていうのはどう?」と勝負を持ちかけます。ただ、やはり一枚上手の高木さん。したり顔の西片に、「間違ったらその時点で西片の負けだからね」とくぎを刺します。
その言葉にさらにたじろぎ、昨日のつぶやきが本当に原因なのかと疑心暗鬼になる西片。そんな中、自転車通学では通ることのできない長い階段などをうれしそうに進む高木さん。そんな姿をみながら、自分が答えた内容も高木さんが「違う」と言ったら違うことになるのでは、と心配になる西片に、高木さんは「私、西片にうそつかない」と返します。おもわず笑みがこぼれる西片。
「ブレーキの故障」と答えますが、正解は「悩んでる西片を見たかったから」。2つのうち1つがこれだ、という高木さんにもう1つの答えも教えて、と聞きますがはぐらかされてしまいます。「もう1つの答えは、最初に言ったんだけどな」とつぶやいた言葉は、西片の耳にはぎりぎり届きません。
原作どおりながらも実写の良さも引き出されている
今週は8巻の「自転車」、1巻の「変顔」や2巻の「掃除当番」「腕ずもう」など、順序が異なってはいるものの、ほぼ全て原作通りのエピソードが登場。原作1巻から繰り返し出てくる「西片にうそつかない」という高木さんのスタンスを、しっかりと描いた2話でした。X(旧Twitter)では、「『どんな感じなんだろうね~、青春っ!』いや、それ!!!今の!!!それ!!!それが青春!!!それこそ青春!!!!!」「西片があまりにもうぶでかわいいのはそうなんだけど、手繋ぎたいのに素直には言えない高木さんのそういうとこもあまりにも愛おしすぎて青春だな~となってる あまりにもアオハル」などのコメントが寄せられています。
原作を忠実に描きつつも実写の利点を生かした風景描写や、西片役・黒川さんの声の出し方などを評価しているポストもあり、原作を読んでいる人も、そうでない人も楽しむことができるドラマとなっているようです。
第3話の予告では、「好きだよ」「好きだなあ、そういう真っすぐとした瞳」という、西片がさらにたじろぎそうな高木さんの声が入っています。次回もどんな「からかい」が出てくるのか楽しみですね。