『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第6話 沖田家が再び団結?! ついに実現した光景に「じーんとする」

2024年1月6日から放送がスタートしたドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。第6話のストーリーをおさらいし、今後の見どころを紹介。(サムネイル画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト)

ネプチューン、原田泰造さん主演のドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)。ひと昔前の価値観に縛られたおじさんが、息子の友人を通して意識をアップデートしていく物語は大きな話題を集めています。この記事では、第6話のストーリーをおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。

>前回(第5話)のあらすじはこちら

第6話のあらすじ

思わぬかたちで、本人の了承を得ずにその人の性的指向などを公表してしまう「アウティング」を行ってしまった沖田誠(原田泰造)。大地(中島颯太)や円(東啓介)の関係を受け入れていただけに、取り返しのつかないことをしてしまったと落ち込みます。そんな誠に対し、「アウティングを知らなかったのなら、2度と同じことをしなければいい」となぐさめる娘の萌(大原梓)。

その翌日、誠の先輩・古池正則(渡辺哲)が営業戦略室に現れます。新規顧客獲得ノルマを達成できる秘訣(ひけつ)を教えに来たという古池は、誠以上の偏見の塊で、部下たちは半ばあきれモード。

その頃、誠の息子・翔(城桧吏)は意を決して、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティストのメイク講座に参加します。そこで、再登校した日に真っ向からキツい言葉を浴びせられた謎のメイク女子・相沢香梨奈(並木彩華)と再会して――。

一方、誠の妻・美香(富田靖子)は、自身が働くお弁当店の社内コンテストに出したメニューが優秀賞を受賞し、商品化されたことを夕食の時間に報告しようと、家族にメッセージを送ります。実際に採用されたメニューを準備して、家族の帰宅を待つ美香でしたが、萌は生理痛で体調が優れず、誠は駅前で一杯飲んできた、と誰も美香のメッセージと料理に気を留めません。
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト
さらに、就職について悩む萌に対して、誠が放った言葉がきっかけで、美香は就きたかった仕事を諦めて、親が営むお弁当屋さんで働くことになった過去とともに、家族に対する不満を打ち明けます。

美香の発言から、送られてきたメッセージの真意に気付いた誠と萌。いつも美香が家族のためにしてくれていることに感謝の気持ちを伝えてこなかったと反省する誠は、萌と翔を巻き込んで、あるサプライズを準備することに――。

カルロスの散歩中、誠は大地と円と遭遇。バーベキュー以来の再会に、誠はアウティング行為を改めて謝罪し、「2人の怒りを受け止めるから、話しても無駄と諦めないで欲しい」と訴えます。

すると、2人から返ってきたのは「怒っているというよりも落ち込んでいる」という言葉で、円が家族をはじめ地元の人たちに自分がゲイということをカミングアウトできずに悩んでいることを明かします。次の春までの、残り半年もない期間で円がどんな決断を下すのか、待つしかないと語る大地。そんな2人の姿を見て、誠は初めて「尊い」という感情を抱くのでした。

そんな誠のもとに、再び“ザ・昭和オヤジ”の古池が現れ、職場に大波乱が巻き起こりそうで――。

今後の見どころとSNSでの反響

第6話は、沖田家の妻であり母・美香の思いに焦点が当たった回となりました。家族のために毎日家事や子育てに励んでも、いつしか感謝もされず、当たり前のように捉えられてしまったことを嘆く美香の気持ちに共感した視聴者も多かったのではないでしょうか。

放送を終えて、X(旧Twitter)では「いつも当たり前なことは当たり前じゃないこと。全員で食卓を囲む姿には『良かった』て全力で思いました(感涙)」「家族が4人、食卓を囲んでいるだけでこんなにじーんとするなんてね」などの声が寄せられています。

2月17日放送の第7話は、誠が所属する部署にやって来た古池がどんな騒動を巻き起こすのか、そして翔の成長や大地と円の関係についても見どころとなりそうです。
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』あらすじバックナンバー

第5話
第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
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