暖房中、エアコンが突然止まってしまう……6割以上の人が知らない原因とは 【エアコンのプロが解説】

パナソニックは1月12日、「霜取り運転とエアコンの雪対策」に関するアンケート調査の結果を発表。その結果と、同社エアーマイスターの福田風子さんによる「霜取り運転」と「エアコンの雪対策」についての解説を紹介します。(サムネイル画像出典:PIXTA)

霜取り運転の回数を減らすには? 3つのポイント

霜取り運転の回数を減らす、3つのポイントを紹介します。

1. 設定温度を1~2℃低くする
霜取り運転で頻繁にエアコンが止まってしまう場合、設定温度を下げることも1つの方法。熱交換器への負担が減り、結果的に霜取り運転の回数が少なくなる場合があるといいます。

2. 室外機の周りをきれいにする
室外機の周りは30センチほどスペースを
室外機の周りは30センチほどスペースを
霜取り運転に限った話ではありませんが、室外機の周りにはなるべく物を置かないようにしましょう。前に30センチほどスペースが空くのが目安です。

3. 霜取り運転時にも暖房が継続するエアコンを選ぶ
機種によっては、霜取り運転中にも暖房が止まらない機能が付いています。この点を注意しながらエアコン選びをしてみても良いかもしれません。

大雪時のエアコン使用で気を付ける点は?

併せて、大雪時のエアコン使用で気をつけたいポイントも解説しています。

●大雪が降る前に確認したい2つのポイント
・室外機の周りをきれいにする
室外機の周りが物でふさがれていないか、雪が降る前に確認しましょう。空気の通り道がふさがれてしまうと、雪が降る寒い日にはエアコンの運転が止まってしまう恐れもあるとのことです。

・室外機が大雪に埋もれないようにする
室外機が雪に埋まってしまうと、外気を吸い込めなくなってしまい、エアコンの運転ができなくなります。置台を利用して雪で埋もれない高さまで室外機を上げる、防雪部材を使用するなど、対策を行いましょう。

●大雪が降った場合は、室外機の周りに雪が積もらないように!
室外機の周りに雪が積もらないように気を付けましょう
室外機の周りに雪が積もらないように気を付けましょう
もしも大雪が実際に降ってしまった場合には、室外機の周りに雪が積もらないように気を付けましょう。内部に雪が吸い込まれファンに付着し、運転効率が下がってしまう恐れがあります。

このような場合には、
・側面や背面含め30センチほど室外機周りの雪を取り除く
・落ちてくることがないように、室外機の上に積もった雪も取り除く
といった形で対応しましょう。

また、掃除をする際には安全のためにエアコンの電源をオフにしましょう。
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