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2位:国立高校
2位は国立高校でした。東京都国立市に位置する都立高校です。学力面でも有名な学校ですが、部活動や学校行事にとても力を入れていることも有名です。毎年行われている「国高祭」は、高校の文化祭でありながら毎年約1万人が来場し、生徒が企画した演劇などの催しを楽しんでいくのだそう。
また、ほとんどの生徒が部活に所属しています。しかも文化部と運動部の兼部も可能。兼部できる制度を生かし、運動部のオフシーズンには文化部で力を発揮する、という生徒も多いようです。
2023年度の進学実績は、東大合格者は現役生で8名。そのほかの有名国公私立にも多数の合格者を出しています。学校行事と部活動、そして勉強と、全てを両立させて文武両道に頑張るのが国立高校の特長です。
回答者からは「毎年、東大生をたくさん輩出しているからです。(30代女性/千葉県)」「学生が真面目で勤勉なイメージがあるからです。(50代女性/愛知県)」「多摩地区の公立では1番のイメージ(30代男性/東京都)」などのコメントが寄せられました。
1位:日比谷高校
1位は日比谷高校でした。1878年(明治11年)に「東京府第一中学」として開校し、現在は東京都千代田区に位置している同校は、戦前から現在にかけて多数の政治家や官僚を輩出している名門高校です。現在では、学校の教育目標や経営計画に「国際協調」「グローバルリーダー」という言葉が使われているように、英語での学習や国際理解に関する学びも幅広く行われています。
2023年度の東大合格者は、現役生だけで33名。そのほかにも早稲田大学(現役生136名)、慶應義塾大学(現役生58名)など、有名私立大学にも多数合格者を出しており、まさに歴史と実績のある高校です。
回答者からは、「難関大への進学率が高いから(30代女性/そのほか)」「研究、学者の分野で有名になった人が多いから(30代女性/東京都)」「進学校として昔から有名だったり、実績があるイメージが強い(40代女性/神奈川県)」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の執筆者:マサキヨウコ プロフィール
子ども向け雑誌や教育専門誌の編集、ベビー用品メーカーでの広報を経てフリーランス編集・ライターに。子育てや教育のトレンド、夫婦問題、ジェンダー、グルメなど、幅広いテーマで取材・執筆を行っている。