貯金が1000万円以上ある人は、具体的に何をして、何をやめたのか。All About ニュース編集部が実施したアンケート調査から、48歳女性のケースを紹介します。
回答者のプロフィール
回答者本人:48歳女性
家族構成:独身(子なし)
居住地:茨城県
職種:事務職
現在の年収:450万円
現在の貯蓄額:1400万円
40代で貯金1000万円ある人の割合は?
ちなみに40代で貯金が1000万円ある人は、どのくらいの割合いるのでしょうか。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」によると、株式などを含めた金融資産保有額で、1000万円以上1500万円未満の人の割合は、全体では1人暮らしの人で7.3%、2人世帯以上で10.8%でした。
年代別で見ると、40代は1人暮らしの人で12.0%、2人世帯以上で10.0%となっています。
<出典>
・「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
・「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
漠然とした将来への不安がある
貯金を始めたきっかけについて「独身で子どもがいないため、漠然とした将来への不安がある。働けるうちに働いて40歳までには1000万円貯めようと思っていた。1000万円貯めたら何かをしようとか何かを買おうとか思っていたわけではない」と語る女性。10年以上かけて1000万円を貯めたそうです。
コンビニ弁当をやめてスーパーのお弁当に
1000万円貯めるために「やめたこと」を聞くと「基本的には自炊をしていたが、疲れているときのコンビニ弁当をやめてスーパーのお弁当にした。それだけでも数百円は違う。あとはやめたわけではないが、趣味に使うお金を多少減らした」とのこと。主に食費の面での節約を行なったようです。
体力もあった30代に残業をして年収で増やした
1000万円を貯めるために具体的に行ったことは「きつい節約をしたというよりは、収入を増やすようにした。体力もあった30代に残業しまくり年収を増やし貯蓄を増やした」と答えてくれました。
1000万円達成! その後は……
貯まった1000万円の使い道について伺うと「特に何にも使っていない。目標を達成してからは残業も減らし給与も減ったため、貯蓄の増加は緩やかになった」と、引き続き貯蓄を続けているそうです。
おすすめの節約術は「毎食安い食事」
おすすめの節約術を聞くと「自炊に限る。料理が得意でないと節約は難しいため、ネットでレシピを確認、冷凍術などを駆使しながら毎食安い食事を心がけていた」と話してくれました。
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。