2500万円貯めた年収430万円の35歳女性、「スーパーへは1000円以下の靴で歩いていく」徹底した節約術

All About ニュース編集部が実施したアンケート調査から、2500万円の貯金がある35歳女性のエピソードを紹介します。

2500万円貯めた年収430万円の35歳女性
年収430万円、2500万円貯めた35歳女性のエピソードを紹介

1000万円以上の貯金がある人は、どのような工夫をして、貯金に成功しているのでしょうか。All About ニュース編集部が実施したアンケート調査から、現時点で2500万円の貯金がある35歳女性のケースを紹介します。
 

回答者のプロフィール

回答者本人:35歳女性
家族構成:既婚(子どもなし)
居住地:北海道
職種:事務職(正社員)
現在の年収:430万円
現在の貯蓄額:2500万円
 

30代で貯金1000万円以上ある人の割合は?

ちなみに30代で貯金が1000万円以上ある人は、どのくらいの割合いるのでしょうか。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」によると、株式などを含めた金融資産保有額で、1000万円以上1500万円未満の人の割合は、全体では1人暮らしの人で7.3%、2人世帯以上で10.8%でした。

貯金1000万円以上ある人の割合
貯金1000万円以上ある人の割合

年代別で見ると、30代は1人暮らしの人で6.8%、2人世帯以上で8.7%となっています。

<出典>
「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」(金融広報中央委員会)
 

給料の3分の2を貯金し続けていたら1000万円貯まった

こちらの女性は結婚後、生活費は夫の収入で賄っているそうです。「特に1000万円を目標にしていたわけではなく、自分の給料の3分の2は使わないで貯金しようと思っていました。無駄使いをせずに貯金を続けていたら、いつの間にか1000万円貯まっていたという感じです」と話しています。
 

給料が上がっても油断せず、支出を増やさない

独身時代からあまりお金を使わない性格だったため、結婚後も貯金のために意識して「やめたこと」はないそうですが、しいて言えば「給料が上がっても油断せず、支出を増やさないよう気を付けました」とのこと。時々ぜいたくをしたくなった時は、その分何か節約をすることで穴埋めをしているそうです。
 

靴下は穴が開いても縫って使う、スーパーへは1000円以下の靴で歩いていく

お金をあまり使わない性格とのことですが、具体的な行動を伺うと「靴下は穴が開いても捨てずに何度も繕い、つくろえなくなるほどの穴があくまで使っています。スーパーなどは1000円以下のスニーカーで徒歩で行くようにし、交通費と靴代を抑えるようにしています。スニーカーは底に穴が開いても我慢して使います」など、徹底した節約を行っているようでした。
 

1000万円達成! その後は……

女性は現在2500万円の貯金がありますが、1000万円貯まったタイミングで外貨建ての保険や国債、株の小額投資など投資を始めたそうです。「当初想定していたよりも少し良い運用ができているため、また貯蓄を増やす助けになっています。1000万円がゴールではないので、同じように貯金も続けています」と話し、1000万円貯まった頃よりも給料が上がり、貯金のスピードも上がっているそうです。
 

おすすめの節約術は「できるだけ物を買わない」

おすすめの節約術を聞くと「できるだけ物を買わない」とシンプルな回答が。「服も無ければなくてどうにかなりますし、キッチン用品もいろいろなもので代用できます。車がなくてもどうにかなります。買わなければお金を使わないので、大きな節約になります。他人と比べる気持ちや見栄、快適さを捨てることが大切だと思います」と話してくれました。

※回答者のコメントは原文ママです
 

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