8月6日から、阪神甲子園球場にて開催されている「第105回全国高等学校野球選手権大会」。1回戦目から“日大”系列校に3連勝で初のベスト8入りを果たしたおかやま山陽(岡山)。“日大キラー”、“日大クエスト”などのワードがSNS上で話題になるなど、強豪校を次々と破る勢いに注目が集まっています。
All About ニュース編集部は、8月9〜17日の期間、全国10〜70代の男女197人を対象に、「歴代甲子園」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、歴代の甲子園で最強だと思うチームランキングを紹介します。
>7位までの全ランキング結果
第2位:2018年大阪桐蔭(根尾昂、藤原恭大、柿木蓮、横川凱など)
2位は、2018年の大阪桐蔭高校(大阪)。史上初の2度目の春夏連覇を達成し、“二刀流”の根尾昂選手(中日)や4番打者・藤原恭大選手(ロッテ)などプロ入り選手4人を含め、控えの選手も全国トップクラスの実力を持つと言われるチームは「最強世代」と呼ばれました。回答者からは、「負けるイメージを持たなかったくらい投打の完成度が高かったから」(40歳女性)、「多くの注目選手がいて、見ていて本当に驚きの連続だったので」(21歳女性)、「スター選手がそのまま活躍し、圧倒的な強さで連覇したイメージしかないです」(51歳男性)、「大阪桐蔭をどこが倒すのか?楽しみにしていたが結局どの高校も倒せず優勝したから」(44歳男性)など、守備力、投手力、どの打順でも点がとれる打撃力で圧倒的な強さだったとの声がありました。
第1位:1985年PL学園(桑田真澄、清原和博、安本政弘、内匠政博など)
1位は、1985年のPL学園高校(大阪)。1983年夏の大会のPL学園2度目の優勝に大きく貢献した、1年生エース・桑田真澄選手と1年生4番・清原和博選手の頭文字をとった「KKコンビ」は5季連続出場を果たし、優勝2回、準優勝2回、ベスト4入り1回という成績を残しています。KKコンビの学年が3年生だった1985年夏の大会をサヨナラ勝ちで制し、桑田選手の甲子園通算20勝、清原選手の通算13本塁打の記録はいまだに破られていません。「攻守ともに清原桑田が揃っているからです。たぶん負けないと思います」(49歳男性)、「桑田清原のKKコンビもさることながら、他のメンバーの華麗な守備、投打すべてが高校生とは思えないチームだったと思う」(52歳女性)、「当時のPLは他を寄せ付けない強さがあった。あまりにも強すぎて甲子園で20点差のゲームまであったと思う。PLのような圧倒的なチームは今後出てこないと思います」(62歳男性)、「全国の高校の目標が当時のPL学園であり、甲子園で優勝するためには打倒PL学園が必要であった」(66歳男性)など、「KKコンビ」の突出した強さを含め、高校生のレベルを超えた最強チームだったとのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。