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2位:秋田県「秋田竿燈(かんとう)まつり」(開催日程:8月3〜6日)
秋田県の「秋田竿燈(かんとう)まつり」が2位にランクインしました。秋田竿燈まつりは国の重要無形民俗文化財に指定されており、祖霊祭祀(さいし)と無病息災、家内安全を祈る祭りです。秋田市では2023年7月、大雨による被害が出ましたが、秋田竿燈まつりは予定通り開催されるとのことです。
祭りの会場は秋田市の竿燈大通りで、18時50分から竿燈が入場、20時35分まで本番の竿燈演技が披露されます。太鼓の音と「どっこいしょ、どっこいしょ」のかけ声、笛の音とともに長さ12メートル、重さ50キロに及ぶ、46個のちょうちんを吊した竿燈が運ばれる様は非常に迫力があります。竿燈大通りでは祭りが開催される8月3〜6日の18時15分〜21時30分は交通規制がかかるため注意が必要です。
「流し」「平手」「額」「肩」などの妙技を競う妙技大会は、9時(8月6日のみ9時20分)から、秋田駅より徒歩10分の「エリアなかいちにぎわい広場」で行われます。
期間中は秋田市役所会場で竿燈屋台村が出るほか、大町イベント広場ではご当地グルメフェスティバル、秋田駅西口にあるアゴラ広場ではミニチュア竿燈との記念撮影イベントが予定されています。
1位:青森県「青森ねぶた祭」(開催日程:8月2〜7日)
1位は青森県の「青森ねぶた祭」です。青森ねぶた祭は、2位の「秋田竿燈まつり」、宮城県の「仙台七夕まつり」と並んで東北三大祭りの1つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
開催期間は例年固定で8月2~7日。2〜3日の夜は子どもねぶたと大型ねぶたの運行、4〜6日の夜は大型ねぶたの運行、最終日となる7日は昼間に大型ねぶたが運行され、夜は青森花火大会とねぶた海上運行が予定されています。最終日の夜は、ねぶた大賞や知事賞、運行・跳人賞、最優秀制作者賞などを受賞した大ねぶただけが海上を運行するとのこと。
ねぶた祭りでは「先頭ねぶた協働社交差点」から出発する山車「人形ねぶた」に続いて、「踊り子(跳人(ハネト)」たちが「ラッセラー、ラッセラー」とかけ声を上げながらコースを練り歩きます。この祭りの魅力の1つは、ルールを守れば跳人として誰でも参加できることです。地元の百貨店で衣装を購入またはレンタルして、参加してみてはいかがでしょうか。
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この記事の筆者:森野 みどり プロフィール
All About NEWSでのライター歴は3年目。主に旅行、ビジネス関連の記事を担当。最近の関心事は気候変動問題で、カーボンフットプリントを減らす生活を目指して試行錯誤しています。中国語に挑戦中。デザイン重視。ニュージーランド在住。