北海道から九州までさまざまな国内旅行を提案するKNT-CTホールディングスは、7月13日〜8月31日に出発するツアーで、花火大会を主目的とするコースの予約者を対象に「花火大会」についてのアンケート調査を実施。その結果を基にした「全国花火大会人気ランキング」を紹介します。
第3位:長野県「諏訪湖祭湖上花火大会」(開催日程:8月15日)
第3位にランクインしたのは、長野県で2023年8月15日に開催予定の「諏訪湖祭湖上花火大会」です。
山に反響する迫力いっぱいの音と、湖上から発射される大スターマインのスケール感が魅力の花火大会の今年のコンセプトは「4年ぶりの轟と煌めき!『貴方とともに諏訪湖の花火』」。
当日は15時から歩行者天国がスタートし、周辺の交通量が増えて大混雑が予想されるため、移動は公共交通機関がおすすめです。また、会場が湖上であることから、夜は肌寒くなることを想定しておいたほうがよさそう。さらに混雑した通路では、傘ではなくレインコートやカッパの用意が必須となります。
花火大会当日の8月15日を除く、7月28日から8月27日までは毎日夜8時30分から約10分間、「諏訪湖サマーナイト」と称した花火も楽しめます。
第2位:秋田県「全国花火競技大会『大曲の花火』」(開催日程:8月26日)
秋田県の「全国花火競技大会『大曲の花火』」が第2位にランクインしました。大仙市大曲雄物川河畔にある「大曲の花火」公園で2023年8月26日に開催されるこの大会は、昼花火競技と夜花火競技にわかれており、それぞれ17時10分、18時50分のスタートです。
100年以上の歴史を誇る競技大会では約1万8000発の花火の打ち上げが予定されており、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、中小企業庁官賞、文部科学大臣賞、観光庁長官賞などが競われます。
大会当日は例年60万人以上の人出が見込まれており、交通規制と渋滞が予想されています。大会の公式Webサイトによると、会場近くの雄物川に生息するツツガムシなどに注意が必要で、薬剤散布がされているものの、念のため虫よけスプレーやクリームなどがあると安心なようです。また、混んだ場所での雨に備えて、傘よりもレインコートやカッパの使用が推奨されています。
第1位:新潟県「長岡まつり大花火大会」(開催日程:8月2〜3日)
1位は新潟県の「長岡まつり大花火大会」です。1945年8月1日の長岡空襲の慰霊を起源とする長岡まつり大花火大会は、2023年8月2〜3日の午後7時20分から始まります。長岡花火を代表する正三尺玉(30号)花火をはじめ、ナイアガラ大スターマイン、10号玉花火が約1秒間隔で100連発で打ち上げられる米百俵花火、ベスビアス大スターマインなど、2日間ともに、ほぼ同じ内容が楽しめます。
会場となる信濃川の両岸近くは、17〜18時ごろに渋滞がピークに達し、帰りは20時ごろから混み始めるとか。車の場合は長岡インターチェンジを使わないことがおすすめなど、長岡まつり大花火大会の公式Webサイトには、通行止めや交通規制情報、シャトルバスの時刻表、臨時パスの詳細など、交通情報が充実しています。
観覧会場は全て有料席で、無料席はありません。また会場内は砂利道や坂が多く、歩きやすい靴での参加が安全です。このほか持参するものとしては、ペンライトなどの光るものや、長岡花火公式アプリの「なないろライト」がおすすめとのこと。これは花火大会の終わりに、花火師さんやスポンサーの方へのお礼の気持ちを表すために、アナウンスに合わせた光のメッセージを会場から送るイベントが予定されているためです。
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