企画展がいつも魅力的だと思う東京の美術館ランキング! 「国立西洋美術館」を抑えた1位は?

“企画展がいつも魅力的”だと思う東京の美術館ランキング! 夏休みに向けて、都内の美術館では普段は見られない美術作品を観賞できる「特別展」「企画展」も多数開催されています。全国の男女261人が選んだ、魅力的な企画展が多い美術館を紹介します。


夏休みに向けて、都内の美術館では日本国内や海外から集めた美術作品を展示する「特別展」「企画展」も多数開催されています。

All About編集部は、5月23日~6月22日の期間、全国10〜70代の男女261人を対象に、「美術館」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、“企画展がいつも魅力的”だと思う東京の美術館ランキングを紹介します。


>9位までの全ランキング結果を見る
 

第2位:国立西洋美術館(台東区)

第2位は、西洋美術専門の美術館「国立西洋美術館」でした。およそ6000点を超える所蔵作品の中から選ばれる常設展が有名な美術館ですが、常設展とは別料金で観賞できる企画展も人気です。

7月4日から9月3日までは、パブロ・ピカソの『泣く女』など、国内約40カ所からスペイン版画の傑作が集結する、「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」が開催されます。

回答者からは、「世界的に有名な画家の希少な絵なども展示され、その時しか鑑賞できない貴重な体験が得られる(41歳女性)」「一つのお題を決めてそれに沿った様々な有名画家の作品を展示してくれるので色々な作品を見ることができて楽しめるからです(37歳男性)」のほか、

「やはりネームバリューがあるので、海外美術館から貴重な作品を借りることができ、結果大きなテーマの展示も可能なところがすごいと思います(31歳女性)」などの声が寄せられました。
 

第1位:国立新美術館(港区)

第1位は、「国立新美術館」でした。国立美術館の中では唯一“美術館”としてのコレクションを所有していないことが特徴的な同施設。国内最大級の展示スペースでは、多彩で魅力的な企画展が随時開催されています。

6月29日から8月21日までは、フランスのラグジュアリーブランド「サンローラン」との共催により、火薬を用いた作品を手掛け、国際的に高く評価されている現代美術家・蔡國強の展覧会「蔡國強 宇宙遊 ─〈原初火球〉から始まる」が開催中。

また、7月12日からは、イギリス・テート美術館のコレクションから「光」をテーマにした作品を集めた「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」も開催予定です。

回答者からは、「国立新美術館はなんと言ってもルーブル展などかなり有名な絵画などがやって来ているので魅力的です(26歳女性)」「企画展の幅が広い。西洋画のコレクション展をやったかと思えば現代的なのもやっていていろいろ楽しめる(31歳女性)」「そうきたか……といつも感銘を受けるので(49歳女性)」などの声が寄せられました。


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※回答者のコメントは原文ママです


この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。
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