国公立、私立あわせて144もの大学を有する東京都。学問だけでなく部活動やサークル活動が盛んに行われている大学も数多く存在します。
All About編集部では6月6~19日、全国の10~70代の男女500人を対象に「東京都の大学」に関するアンケート調査を実施。調査結果を基にランキングを作成しました。その結果から、本記事では「文武両道な学生が多そうな大学」ランキングを発表します。果たして、学問とスポーツの両方に秀でた学生が多そうなイメージのある大学とは?
2位:慶應義塾大学
2位にランクインしたのは、港区、新宿区などにキャンパスを置く慶應義塾大学でした。
1858年に福澤諭吉が開いた「蘭学塾」を起源とする総合私立大学。文学部、経済学部、法学部、医学部、総合政策学部など合計10学部を設置しており、私立大学の中でもトップクラスの偏差値で知られる入試を突破した学生たちが集っています。
2023年5月1日時点で2万8000人以上の学部生が通う同大学は、学生団体の数も豊富。体育会には野球部、ソッカー部(サッカー)、蹴球部(ラグビー)など43の団体が所属しており、公式スポーツ大会で優秀な成績を収めています。
卒業生の中には、山縣亮太さん(陸上競技)、高橋成美さん(フィギュアスケート)ら、五輪やパラ五輪に出場を果たしたアスリートも。
アンケートでは「幼少期から文武両道な教育を受けているようなイメージが強いため(30代女性/兵庫県)」「大学として知られているし、なんたって『陸の王者慶應』だからです(60代男性/東京都)」「東京六大学野球などで活躍している選手が多いイメージがあるから(20代男性/埼玉県)」「芸能界でも慶応卒で文武両道しているイメージがあるため(30代女性/東京都)」などのコメントが寄せられました。
1位:早稲田大学
1位に輝いたのは、新宿区、中央区などにキャンパスを置く早稲田大学でした。
1882年に大隈重信によって創設された「東京専門学校」を前身とする総合私立大学。入試は慶應義塾大学と同じくトップクラスの偏差値で、国内外から多くの受験生が集います。
政治経済学部、法学部、文学部、商学部のほか、3つの理工学部やスポーツ科学部など合計13の学部を設置しており、2022年5月1日時点で3万8000人以上の学部生が学んでいます。
同大学が公認する運動部は「体育各部」と呼ばれており、野球部、ラグビー蹴球部、「箱根駅伝」などで知られる競走部といった44の部が活動中。和田毅さん、青木宣親さん(野球)、羽生結弦さん(フィギュアスケート)、渡部暁斗さん(スキー)ら五輪選手や佐藤真海さん(陸上競技)、村岡桃佳さん(スキー)らパラ五輪選手など、世界で活躍するアスリートも数多く輩出しています。
アンケートでは、「アクティブで勉強もそれ以外も万能にこなすタイプが多いイメージです(40代女性/東京都)」「偏差値が高くかつ有名なスポーツ選手も多くいるイメージ(50代女性/東京都)」「マラソンでよく見るのが早稲田大学だから(30代男性/埼玉県)」「早慶戦と言えるスポーツが多いから(50代男性/東京都)」などのコメントが寄せられました。
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