メルカリの配送方法には、匿名配送に対応した「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」があり、料金や扱う荷物のサイズに違いがあります。これまでゆうゆうメルカリ便では「ゆうパック」のサイズがかなり限定されていたのですが、3月27日から対応サイズが拡大されました。
ゆうパックの対応サイズが170までにアップ
ゆうゆうメルカリ便では、ゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットプラス、ゆうパックの4つの配送方法があります。いずれも匿名配送が利用でき、郵便局やローソンから発送が可能です(ゆうパケットポストはポスト投函が可能)。
ゆうパックに関しては、対応サイズが100サイズまでだったので、大型の荷物を送る場合はらくらくメルカリ便の宅急便を使うのが一般的でした。3月27日からは、ゆうパックの対応サイズが170まで拡大。大きめの家電や家具の発送もできるようになったのです。
気になる料金は?
ゆうゆうメルカリ便のゆうパックの料金は、以下の通りです。- 60サイズ:770円
- 80サイズ:870円
- 100サイズ:1070円
- 120サイズ:1200円
- 140サイズ:1450円
- 160サイズ:1700円
- 170サイズ:1900円
ゆうパックは重さ25キロまで対応し、重さによる料金の違いはありません。
らくらくメルカリ便との比較
ここで、らくらくメルカリ便の宅急便とゆうゆうメルカリ便のゆうパックの違いを見ていきましょう。
■サイズの違い
今回ゆうゆうメルカリ便は170サイズまで対応しました。一方でらくらくメルカリ便の宅急便は最大で160サイズです。もしこれ以上大きなサイズの荷物を送るとなったら、「梱包・発送たのメル便」を使うことになります。
「梱包・発送たのメル便」の対応サイズは80〜450までなので、かなり大型の家具でも発送が可能です。購入されたら集荷の依頼をするだけで、梱包や搬出までしてくれるのでとても楽ですが、その分料金は160サイズで3400円、200サイズで5000円など、少し高めに設定されています。
参考:梱包・発送たのメル便
■料金は同じ
ゆうゆうメルカリ便のゆうパックとらくらくメルカリ便の宅急便では、料金にも違いがあります。ただし、今回拡大された120サイズ以降では、どちらも同じ料金となります。
- 120サイズの場合:1200円
- 140サイズの場合:1450円
- 160サイズの場合:1700円
らくらくメルカリ便の注意点
らくらくメルカリ便の場合、荷物の大きさだけではなく重さでもサイズが変更となります。例えば荷物の大きさ(縦、横、高さの合計)が75センチであれば、サイズ的には80サイズに入りますが、もし重さが6キロあったら100サイズになってしまいます。
これは80サイズの重さの上限が5キロまでだからです。もし荷物が比較的小さくて重いものであれば、重さに関係ないゆうゆうメルカリ便の方が送料が安くなるケースもあります。
ゆうゆうメルカリ便、120サイズ以降の注意点
サイズが拡大されたゆうゆうメルカリ便のゆうパックですが、利用する際には注意点もあります。発送する場所が郵便局かローソンになるので、持ち込むのが大変になることも。らくらくメルカリ便の場合は集荷の依頼ができますが、ゆうゆうメルカリ便にはありません。サイズが大きくなればなるほど、配送方法は慎重に選んだ方が良さそうですね。【おすすめ記事】
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