コンロ調理はこれ1台でOK! パラパラチャーハンができる「自動調理鍋」
「オートクッカー ビストロ NF-AC1000」(以下、オートクッカー)は圧力調理、煮込み調理、無水調理、炒め調理、低温調理、圧力蒸し調理、蒸し調理、煮詰め、加熱、保温と10種類もの調理コースを搭載するマルチ自動調理鍋です。
筆者はキッチンのリフォームでコンロを撤去し、その代わりにキッチンに各社の電気調理鍋3つを並べて日々フル稼働させています。今回は、そこにもう1台並べて使ってみた感想をお伝えします。
上記10コースの中には他社の製品でもできる機能もありますが、今回このオートクッカーを使ってみて非常に驚いたのが「炒め調理」です。
業界最高の1285Wの高火力とかきまぜ機能により、なんと約10分(※)で炒め物が完成します!
今までの自動調理鍋ではどうしても炒め物が「炒め煮」になっており、唯一のデメリットだと感じていました。オートクッカーは「水っぽさ」を高火力が飛ばしてくれるので、野菜はシャキッと、チャーハンはパラパラに仕上がります。
これがもうびっくり! で、正直「もうこれ1台でいいじゃないか!」と声に出さずにはいられません。
オートクッカーでかなえる、今までにない「時短調理」
筆者は家事研究家として時短家事を実現するために、キッチンに立つ時間の中で「何に時間がかかっているのか?」を日々測定しています。
まずは調理時間。例えば予熱を開始してから鍋が温まるまでの時間、次に焦げ付かないように混ぜる時間。このようにどうしてもキッチンから離れられない時間が発生します。
その点、オートクッカーは予熱の有無、火加減、調理時間を選択することができます。また「混ぜる/たまに混ぜる/混ぜない」を調理内容ごとに自由に選ぶこともできるので、今まで鍋の前に立っていた時間を有効に使うことができますね。
さらに、圧力調理では業界最高クラスの約2気圧を実現。そのおかげで、とにかく調理時間が短いのです。
もう1つ、家事の中で時間がかかってしまうのが「後片付け」という工程です。
でも、オートクッカーを使うことで、洗い物は「内なべ・内ふた・羽根」とたった3つに。ふたを閉めて調理すれば、油が飛び散ったり、汚れがキッチンの壁やキッチントップに付く、といったことがありません。そのため、後片付けの時間を大幅に短縮できるのです。
高級感のあるフォルムとマットな質感、そして直感操作性が優秀
最後にご紹介したいのが、非常に品のあるデザインと操作性です。
マットな黒で高級感があるオートクッカー。操作はタッチパネルで直感的に行うことができ、操作部がフラットなので掃除もさっとなでるように拭くだけ、とラクに行うことができます。さらにスマートフォンアプリとの連携で、メニューの提案や使いこなすためのサポートもしてくれるんです。
もう1つ、調理時間の表示にも感動しました。というのも、筆者が持っている他社製品は「調理時間」の中に予熱時間が含まれていないことが多く、メニューに「調理10分」とある場合、実際は準備時間がプラスでかかることがあるのです。ところがオートクッカーは、スイッチオンから完成までの時間が表示されているので、リアルに何分後にご飯が炊き上がるのかが分かり、家族へのアナウンスがスムーズにできる点がうれしいです。
また、調理に関しても、他社製品と比較して使ってみると分かるのですが、時短だけを追求しているわけではなく、おいしさファーストで設計されているなあ、と感じます。
例えば「ポトフ」という煮込み料理。他社製品が23分と時短をうたっている中で、ここはあえての55分で低圧力をかけて「じっくりコトコト」とおいしさにこだわっています。
パナソニックのオートクッカーは、今までの自動調理鍋とは全く違う、高温、高圧を実現し、さらに各社の良いとこ取りをした「時短」と「じっくりコトコト」両方がかなえられる商品です。
これから何か1台自動調理鍋を買おうと思っている人、もしくは1人暮らしでコンロがないおうちに引っ越す人にも、強くオススメしたい商品です。
※ 炒めメニューは約10分。分量やメニューによって異なります。
【関連リンク】
・オートクッカー ビストロ NF-AC1000