休止になるサービスと期間は?
2023年のGWは5月2日が火曜日、3〜5日が祝日、そして6日が土曜日となっています。特に注意が必要なのは3〜5日の3連休。ゆうちょ銀行の多くのサービスが利用休止になります。
休止対象のサービスと期間は以下の通りです。
■ATM
通常貯金の預入、払戻し、通帳記入、通帳繰越、振込などのサービスは、2日の23時55分(ATMによって時間は異なる)までは利用可能ですが、それ以降は6日の7時(ATMによって時間は異なる)まで利用ができなくなります。
振込に関しては、一部の振込は、翌営業日以降の取り扱いになる場合があります。また、他の金融機関からゆうちょ口座への送金は、2日23時55分〜6日7時の間は、即時入金ができません。さらに振込先口座氏名が表示されません。金融機関によっては、振込先口座氏名を手入力することで振込は可能となりますが、ゆうちょ口座への入金は、6日以降となります。
■ゆうちょダイレクト、デビットカード、スマホアプリ、スマホ決済サービスへの口座登録&チャージ、公営競技ネット投票への口座登録&入金など
ダイレクトサービスや、ゆうちょデビット、ゆうちょPayなどは、2日の23時55分までは利用可能ですが、それ以降は6日の7時まで利用ができなくなります。ただし、ゆうちょデビット会員WEBは利用できます。
ゆうちょPayを利用している人はこの決済方法が使えないので、他の方法を準備しておきましょう。さらに、ゆうちょ口座からスマホ決済サービスへの即時チャージを設定している場合も、利用ができなくなってしまうので注意が必要です。
■ゆうちょBizダイレクト
2日23時30分までは利用可能ですが、それ以降は6日8時まで利用できません。ただしゆうちょBizダイレクトに関しては、もともと営業時間外となっています。
■貯金窓口
2日は各貯金窓口の営業時間までとなっていて、3日以降は利用できません。6~7日を含め営業時間外ですから、8日から営業開始となります。
利用できるサービスはある?
主要なサービスが休止される中、利用できるサービスもあります。JP BANK カードのクレジットカード機能、ゆうちょ口座開設アプリは利用可能です。
なぜ休止にするの?
GW中はイレギュラーな出費もあり、ATMが使えないことは致命的になる可能性もあります。しかしあえてサービスを休止にしたのは、同社によると入出金や送金といったゆうちょ口座のほとんど全てのサービスを管理する、中心的なシステムを更改する目的があるため、とのことです。GW明けに滞りなく各サービスが利用できるようにするための休止だと考えると、利用する側も協力をしていきたいですよね。
GWが近づいてきたら情報を再度確認して、連休中にお金の面で慌てることがないように、事前に準備をしておきましょう。
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