（画像出典：NHK公式サイト）
NHKの「土曜ドラマ」は、土曜日の夜に放送される、1話完結もしくは数話で完結する短編連続ドラマ枠です。これまでに『64（ロクヨン）』『少年寅次郎』など、数多くの名作ドラマが放送されてきました。2023年現在では、江戸川乱歩を題材にした『探偵ロマンス』が放送中。笑いあり涙ありのてんこ盛りストーリーです。
All About編集部は、1月20日～2月2日の期間、328人を対象に「NHKドラマ」に関するアンケートを実施しました。本記事では、2020年代の「土曜ドラマ」枠で面白かった作品ランキングを発表します！
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第3位：『17才の帝国』／22票
第3位に選ばれたのは、2022年に放送された『17才の帝国』でした。世界から斜陽国の烙印（らくいん）を押され、深い閉塞感に包まれている“202X年の日本”が舞台。AIによって選抜された17才の少年・真木亜蘭（神尾楓珠さん）が、仲間と共にAIを駆使し、衰退した都市を再生させていく物語です。
回答者からは「高校生が実験国家の政治を行うという想定が面白かったです（59歳女性／東京都）」「近未来的な設定と雰囲気がかっこよかったから（34歳女性／大阪府）」「一見あり得ない世界観だと思いましたが、ドラマの中では色々とつじつまが合っていて考えさせられるドラマでした（42歳女性／その他）」など、斬新なテーマが高く評価されています。
第2位：『一橋桐子の犯罪日記』／25票
第2位に選ばれたのは、2022年に放送された『一橋桐子の犯罪日記』でした。年金とバイト収入で暮らしも楽ではない中、唯一の希望であった親友が病で亡くなり、悲しみに暮れていた主人公が、あるテレビの報道を見て、最後の住み家を“刑務所”に設定。さまざまな犯罪を計画する主人公にくすっと笑ってしまう人も多くいたようです。
回答者からは「老後の経済苦という、これから増えそうな問題を明るく描いていて楽しくみました。松坂慶子さんがぴったりでした！（55歳女性／青森県）」「人間関係の織りなすドラマが面白かったからです（38歳男性／東京都）」など、内容を評価する声が多く寄せられています。
また、「主人公のおっとりとした口調とかわいらしい性格がよく表現されていてキャラクターをまず好きになった。ホッコリとするドラマでした（43歳女性／神奈川県）」「おばさんを主人公にして面白い展開を作り上げている非常に良作であったからです（23歳女性／兵庫県）」と、かわいらしい登場人物も人気の理由のようです。
第1位：『ひきこもり先生』シリーズ／63票
第1位に選ばれたのは、2021年から放送された『ひきこもり先生』シリーズでした！ 11年間のひきこもり生活を経験した主人公が、公立中学校の非常勤講師となり、不登校の生徒が集まる特別クラスを担当することに。さまざまな環境下に置かれる中学生と向き合い、互いに壁を乗り越えていく成長物語です。
回答者からは「佐藤二朗さんがはまり役だなと思ったので（49歳女性／福島県）」「佐藤二朗の演技がうまくて、とてもストーリーが面白かったです（34歳男性／千葉県）」「自分自身がひきこもりだったことから、不登校の生徒に寄り添う姿にグッときました。佐藤二朗さんの演技がすごく引き込まれました（30歳・回答なし／千葉県）」など、主演・佐藤二朗さんの演技を絶賛する声が届いています。
さらに、「引きこもっていた経験が教育で役に立つ事があるという発想が興味深かった（45歳・回答なし／東京都）」「複雑な家庭環境やクラスが忠実に描かれていて、勇気をもらえるドラマでした（35歳女性／大分県）」「佐藤二朗の演技が不登校の学校や生徒、そして地域に対して勇気、元気を与える内容になっていたから（64歳男性／東京都）」と、勇気や元気をもらえるストーリーが人気の理由のようです。
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※回答者のコメントは原文ママです
※選択肢には「土曜ドラマスペシャル」枠および「特集ドラマ」扱いの作品も含んでいます
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