2022年「求人件数」が増加した業種ランキング! 3位 メーカー、2位 金融・保険、1位は?

総合転職情報サイト「マイナビ転職」が公開した、「求人件数・応募数」の推移によると、「業種別 2018年の年間平均を100%とした場合の2022年求人件数推移」で伸び率が高かった業種TOP3は、3位「メーカー」、2位「金融・保険」、1位「環境・エネルギー」でした。

求人件数が増加した業種は?(※画像はイメージ)

総合転職情報サイト「マイナビ転職」は、同サイトに掲載されている求人の「平均初年度年収(未経験・経験者求人別)」と「求人件数・応募数」の推移を調査し、それぞれの集計結果を公開しました。今回は、2018年と比較して2022年に「求人件数が増加した業種」ランキングを中心に紹介します。調査期間は2022年1月1日~12月31日。


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コロナ禍以降、企業の採用意欲は増加している

「2018年の年間平均を100%とした求人件数推移」を見ると、2022年の平均求人件数は38.0ポイントと、大きく伸びていることが分かりました。


2020年に1度100%を切っているものの、その他の年は全てコロナ禍前の2018年を超えています。2022年度の1クールごとの伸び率を見ても、平均約3.0ポイントずつ伸びていたようです。
 

2018年の年間平均を100%とした求人件数推移(出典:プレスリリース


「経験者」と「未経験者」の募集条件比率推移を見ると、2020年から経験者求人の比率が増加。2019年以前は約4件に1件だったのが、2020年以降は約3件に1件が経験者求人に変化しています。
 

求人の募集条件比率推移(出典:プレスリリース

 

業種別の求人件数推移、2位は金融・保険、1位は?

「業種別 2018年の年間平均を100%とした求人件数推移」で伸び率が高かった業種TOP3は、1位「環境・エネルギー」の181.7%、2位「金融・保険」の153.9%、3位「メーカー」の151.4%でした。1位の環境・エネルギー業種は、2020〜2022年で急増しており、2020年から2021年にかけて36.2ポイント増、2021年から2022年にかけては33.0ポイント増となっています。


4位以降を見ても100%を切った業種は1つもなく、4位「IT・通信・インターネット」、5位「商社」までは1.5倍(150%以上)、6位「公的機関・その他」、7位「不動産・建設・設備」は1.4倍(140%以上)まで増加しています。


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