2023年1月31日(火)、羽田空港第3ターミナルに直結する複合施設・羽田エアポートガーデンの中に、商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」が開業します。2020年にオープンするはずだったこの施設。新型コロナウィルス感染症の拡大に伴いスタートが長らく延期されてきましたが、3年の沈黙を経ていよいよ待ちかねた開業です!
羽田エアポートガーデンには2つのホテル、天然温泉、ホール、バスターミナルなどの施設が集まり、商業エリアには約80店が集結。日本の名産品や旅行グッズといった空港らしいアイテムから、ファッション、雑貨、スイーツ、レストラン、リラクゼーションまでさまざまなショップが軒を連ねます。3年も開業が延期されたにもかかわらず、テナントの95パーセントは当初の予定通りの顔ぶれだそう。
今回はその中から、羽田空港を利用せずとも行って味わいたい、おいしい限定メニューのあるグルメスポットを5つ、実食レポートとともにご紹介しましょう。
茂助だんご「旅するあんみつ」
(2階:ジャパンプロムナード)明治時代、日本橋にあった魚河岸からスタートし、その後築地魚市場で店を構え120年間愛されてきた和菓子店「茂助だんご」が羽田に進出! 看板商品であるだんごはもちろん、羽田エアポートガーデン限定品として「旅するあんみつ(1250円)」が登場します。
自慢のあんこを中心に、アイスクリーム、白玉、フルーツがどっさり! 天草の磯の香りをあえて残して作っている寒天は他にはない味で、ファンも多いのだとか。ホイップクリームの雲の上を飛ぶ飛行機型をした抹茶クッキーがなんともかわいらしく印象的です。
日本茶きみくら「ティーソーダ桜」
(2階:ジャパンプロムナード)静岡県内を中心に全国から良質な茶葉を仕入れ、提供している「日本茶きみくら」の東京初進出店。洞爺湖サミットで各国の首相へ振る舞われたお茶の造り手が手がけた煎茶をはじめ、あらゆるタイプの茶葉がスタイリッシュなパッケージで並びます。
注目はテイクアウトメニュー。季節限定ドリンク「ティーソーダ桜(700円)」は日本茶のホッとする味わいの中に、主張しすぎず控えめに桜が香る絶妙な逸品。春が待ち遠しい今、飲みたい見た目にも美しいお茶です。
五代目 花山うどん「花山御膳」
(1階:ハネダフードセレクション)創業129年。群馬県館林市で大正時代に生まれ、うどん日本一を決定する大会で三連覇を果たした幅広麺・鬼ひも川を味わえる寿司付き限定セット「花山御膳」(1580円)が登場。
うどんとは別物? と思うぐらい幅広の麺ですが、後からかけるだしじょうゆがあっという間に染み渡り、うどんのもちもちツルツルの食感と相まってやみつきになります。
大江戸フードホール「US牛ハンキングテンダーのステーキボール」
(1階:大江戸フードホール)東京の食材を豊富に使った海鮮重やラーメン、そば、ステーキなどが気軽に楽しめる約230席のフードコート。ここでおすすめしたいのは「US牛ハンキングテンダーのステーキボール」(130g/1580円)です。
日本では「サガリ」「ハラミ」といわれる部位を店内でさばいて焼いたステーキボールは、香ばしさと柔らかさがクセになるおいしさ。バーベキューソースやポン酢ソース、くんせい塩こしょうなど、自分好みに選んで調味料をかけられるのも魅力です。
ささら屋 試飲スペース
(2階:羽田参道)最後はなんと無料で楽しめる(!)グルメスポット。「ささら屋」は大正13年創業の、富山名物・しろえびを使ったせんべいが看板商品のブランドです。羽田店開業にあたり、このせんべいに合った宇治茶と玄米茶を商品化(594円)。そのマリアージュを店頭で楽しんでもらおうと、試食・試飲スペースが併設されているのです。せんべいの香ばしさを際立たせるお茶の味わいを、ぜひ試してみてください。
1月31日(火)開業の羽田エアポートガーデンで、ここでしか食べられない限定メニューのあるグルメスポットを5つご紹介しました。近日公開予定の記事「羽田エアポートガーデンでしか買えない限定品5選」も合わせてお楽しみください。
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羽田エアポートガーデン
アクセス:京急線・東京モノレール「羽田空港第3ターミナル駅」徒歩1分
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