ダイソーで買えるメルカリ梱包用60サイズの「ダンボール箱」。どの重さまで耐えられるか検証してみた

メルカリとダイソーがコラボ販売している60サイズの「ダンボール箱」は、どのくらいの重さまで耐えられるのでしょうか。検証してみました。

ダイソー×メルカリの60サイズの梱包材「ダンボール箱」(画像は全て筆者撮影)

ダイソーでは、メルカリの梱包に使える商品がいくつも販売されています。中には、メルカリとダイソーがコラボレーションしたものも。60サイズの「ダンボール箱」もその1つ。実は底部分ははめ込み式でテープ不要の作りになっています。とはいえ、どのくらいの重さまで耐えられるのかは気になるところ。この記事で検証していきたいと思います。
 

60サイズのダンボール箱を送るには?

60サイズを送るにはらくらくメルカリ便の宅急便か、ゆうゆうメルカリ便のゆうパック

メルカリで購入された商品を60サイズ対応の段ボール箱で送るとなると、どんな方法があるのでしょう。匿名配送が使えて、送料が全国一律というメリットを考えると、らくらくメルカリ便の宅急便の60サイズ(配送料750円)か、ゆうゆうメルカリ便のゆうパックの60サイズ(配送料770円)になります。
 

サイズを確認

ダイソーのダンボール箱のサイズは、約267mm×197mm×127mm

ダイソーとメルカリがコラボレーションしたダンボール箱は、60サイズに対応しています。60サイズというのは縦、横、高さの合計が60cm以下になる入れ物なので、実は形はさまざまです。細長くても、平たくても60cm以下なら60サイズ対応になってきます。ダイソーのダンボール箱のサイズは、約267mm×197mm×127mmとなっています。
 
冬物トップスは余裕を持って入る

冬物のトップスなら余裕を持って入れることができます。
 
ニットも1枚入る

ニットも1枚入りました。
 

ふたはテープ不要だけど……

ふたははめ込むタイプ

ふた部分もはめこむだけでOKなので、テープ不要の梱包材と言えるかもしれません。でも実はふた部分が折れるようになっていて、ふたをすると浮いてしまいます。
 
ふたが浮いてしまう

ここはしっかりとテープで留めた方がよいかなと思いました。商品を受け取る購入者も、ふたが浮いていると不安に感じるかもしれません。
 
ふたが折れた状態で販売されている

そもそもなぜふたが折れているのかと不思議に思ったのですが、おそらく販売時の畳み方に関係しているのだと思います。ふたを折るようにして袋に入れてあるのです。梱包のときに特別便利になるわけではないような気がしています。
 

開封しやすい

ふたを開けやすくなっている

購入者からすると、段ボール箱が開けやすいと楽なので、指を入れられるように穴が開いています。切れ目が入っていて、そのまま開けられるようになっているのですが、ダンボール箱のふたをテープで留めていると、全開にはなりません。ふたの折り目がちょっとネックに……。
 

底部分は、はめ込み式。重さは2kgまでだけれど、どこまでOK?

底ははめ込み式になっている

ダイソーのダンボール箱の底部分は、はめ込むような形になっています。そのためテープで留める必要がありません。これは出品者にとっても手間がかからずに良いのですが、購入者も開封した後で段ボールを畳むときに楽ですよね。
 
耐荷重は2kgまで

一方でテープで留めないので、強度に不安が残ります。ダンボール箱には耐荷重2kgまでと書かれています。
 
漫画14冊はOK

2kgはどのくらいなのかなと思うのですが、イメージとしては漫画の単行本なら14冊。1冊当たり平均で170gほどなので、この時点で2380g。実は耐荷重である2kgを超えています。でもこれを入れても、底は抜けませんでした。
 
重さ約2800gでも底は抜けなかった

次に野菜ジュース(930g)、500mlのペットボトル(500g)、焼肉のタレ(360g)、ごま油(300g)、食器洗い用の洗剤(720g)を入れてみます。容器の重さを除き合計で2810gです。※商品に記載の重さとなり、誤差がある可能性があります
 

持ち上げてみても底は抜けませんでした。でも揺らすと底が多少ずれてくるので、ちょっと危険のような気がします。耐荷重を大きく超える重さにも耐えているわけですが、もしかしたら荷物を持ち上げたときに底が抜けてしまうかもしれません。その可能性は十分あると思うので、底は補強しておく必要がありそうです。
 

ダイソーとメルカリがコラボした60サイズ対応のダンボール箱は、洋服や本など、入れられる商品の種類が多いと思います。重さに関しては、2kgを超えても送れそうですが、しっかりと補強をすることが前提になってきます。価格は110円(税込)です。ダイソーのメルカリ梱包材コーナーに置いてありますので、気になる人はぜひ使ってみては。


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