メルカリは出品時に販売価格を設定しますが、いくらにすればいいのかは悩みどころではないでしょうか。高すぎると売れないですし、逆に安すぎると損をしてしまいます。販売価格をどうやって決めればよいのか、そして相場が分からない場合にはどうすればよいのかを解説していきます。
基本中の基本! メルカリで検索をしてみる
出品する商品の相場を知るためには、メルカリ内で検索をしてみるのが1番簡単な方法です。キーワードを入れて検索をすると、すでに出品されているものや売り切れになっているものが表示されます。相場として判断するならば、売り切れになっている商品を見ましょう。売り切れになっているということは実際に取引された金額なので、最も参考になると思われるからです。
ただし、同じ商品であっても新品か中古かで価格が異なります。売り切れになっている商品が新品ならば、それが相場としては高値になっていると判断できそうです。もし自分の商品がダメージのある中古ならば、それよりも販売価格が下がると考えた方が無難でしょう。他にも時期的(季節)な要因、時事的要因もあります。話題の人気商品となったタイミングで買われていたのであれば、それ以降は相場が下がっている可能性が高いです。
売り切れになっている商品よりも販売価格が安いにもかかわらず、売れていない商品もあるでしょう。中古品でダメージがたくさんあるのかもしれませんが、それもいくつかチェックしておくと安心です。商品の状態によりますが、販売価格は売れていない商品と同等か、それよりも安く設定しないと売れにくくなってしまうと思います。
メルカリが表示してくれる相場を参考にする
出品時にメルカリから「売れやすい価格」を提示されることもあります。過去の取引相場などからはじき出された価格と思われますが、これを参考にするのもよいでしょう。
この価格は新品から中古まで幅広い価格帯を参考にしていることもあり、金額の幅が広いこともあります。その場合、筆者は高い方を設定しておいて、反応が薄かったら価格を下げるようにしています。あるいは中間の価格帯で設定してしまうのも手です。
相場が分からない商品もある
メルカリで検索をしても相場が分からないのは、過去に出品されたことがない商品になります。またもし出品されたとしても実際の取引がないと相場が分かりづらいのは事実でしょう。売れていないということは、価格が高いのも原因の1つですが、では一体いくらなら買われるのか、判断が難しくなります。
過去にメルカリ上で取引された商品がなかったり、出品時にメルカリからの価格の提示がなかったりする商品に関しては、どうやって値付けをすればいいのか悩みます。特にメルカリで過去に出品がないのは、かなり珍しい商品とも言えるので販売価格を考えるのは難しいと思ってしまうでしょう。
他のフリマアプリでは?
メルカリの他にも「PayPayフリマ」や「楽天ラクマ」などのフリマアプリがあるので、そちらで確認することもできます。基本的に相場は大きく変わることはないですから、その2つを参考にしてみましょう。ただし、最も市場が大きなメルカリで取引がないので、楽天ラクマやPayPayフリマにも出品されていない可能性はあります。
「ヤフオク!」を使うのも手
相場が分からない商品は、ヤフオク!に出品するのも手です。オークション形式なので、欲しい人が競い合って価格を上げてくれます。落札された価格が相場と考えることもできます。ヤフオク!は1円スタートも可能です。その場合には送料を落札者負担にしておくと、出品者はマイナスになることはないでしょう。
相場が分かりにくい商品としては、貴重価値が高いレア物、そしてまとめ売り商品もあります。まとめる数や状態によって相場が異なるためです。このような場合もヤフオク!に出品して、落札者に価格を決めてもらった方がよいでしょう。
メルカリで販売価格の設定が難しい場合には、他のフリマアプリを活用したり、ヤフオク!に出品したりできます。注意点は、メルカリに出品するのと同時に他のフリマアプリやヤフオク!に出品するのはルール違反ということです。その点に気を付けながら、不用品を売っていきましょう。
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