イギリスの高等教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は、2023年の「THE世界大学ランキング」を発表しました。今回は世界104の国と地域から1799の大学がノミネートし、「教育」「研究」「引用」「産業界からの収入」「国際性」の5指標でランキングを競いました。
総合ランキング1位はオックスフォード大学、2位はハーバード大学、3位は同率でスタンフォード大学とケンブリッジ大学となっています。記事本文では、日本の大学の結果なども見ていきましょう。※かっこ内は総合ポイント
第3位:スタンフォード大学とケンブリッジ大学(94.8pt)
3位は同率で、スタンフォード大学とケンブリッジ大学でした。獲得ポイントは98.4ptです。
項目別で見ると、スタンフォード大学は、「引用」で99.8pt、「研究」で96.7ptを獲得。ケンブリッジ大は「研究」で99.5pt、「国際性」で95.8ptとそれぞれ得意な分野で高スコアを獲得している印象です。
第2位:ハーバード大学(95.2pt)
2位には、ハーバード大学がランクイン。総合ポイントは95.2ptとなっています。
項目別では、「研究」で99.0pt、「引用」で99.3ptを獲得。「教育」でも94.8pt、「国際性」80.5ptと平均的に高いスコアを獲得していますが、「産業界からの収入」では49.5ptとTOP3の中で最も低いスコアとなっています。
第1位:オックスフォード大学(96.4pt)
1位は、7年連続でオックスフォード大学が獲得しました。総合ポイントは96.4ptとなっています。
各項目を見ると、「研究」で99.7pt、「引用」で99.0pt、「国際性」で96.2ptと高い評価を獲得しています。他にも「教育」で92.3pt、最も低かった「産業界からの収入」も74.9ptとなっており、平均点の高いスコアでした。