日本ではお月見団子とともに楽しむ中秋の名月(十五夜)。もともとは平安時代に中国から伝わったもので、中華圏では「中秋節」として、春節(正月)に次ぐ重要な祝日となっています。2022年は9月10日土曜日です。
中秋節は、家族が集まり美しい月を見ながら豊作を祝う伝統行事。欠けていない月を家族団らんの象徴と考えて、家族で過ごす大切な日です。
その中秋節になくてはならない食べ物が「月餅」。中華圏を中心に、シンガポールやベトナム、タイなどの東南アジアでも、月餅を贈り合う習慣があります。月餅にかける人々の情熱は、想像以上に熱いもの。筆者もシンガポールで、巨大ショッピングセンターの一番広いイベント広場一面に、さまざまなブランドの月餅販売ブースがひしめき、熱気に包まれていたのを目撃したことがあります。その波が今、日本にも押し寄せつつあるのだとか……!?
ザ・ペニンシュラの月餅が大ヒット
東京・日比谷にあるラグジュアリーホテル、ザ・ペニンシュラ東京。香港生まれのホテルブランドとあって、毎年上品な東京オリジナル月餅が、期間限定で登場します。2021年はこれとは別に、本場香港から直輸入の、個包装で賞味期限が長く世界30カ所以上で販売されている月餅も発売したところ、驚くほど売れに売れたのだそう。どうやら日本在住の中華系の人たちがコロナ禍で簡単に里帰りできず、日本で月餅の逸品を求めた結果このような現象が起こった模様。2022年も予約・販売が始まりましたが、すでに完売の商品もでているそうです。
香港直輸入、ザ・ペニンシュラオリジナル月餅とは
さて月餅と一口にいっても、ごまを練り込んだこしあんのものや、パイ生地、中がミンチ肉などなど、スタイルも味も実にさまざま。香港直輸入の「ザ・ペニンシュラ ミニエッグカスタード月餅(4個入り/3488円)」は、1986年、伝統的な蓮の実のペーストやアヒルの卵黄を使った月餅をベースに発案された、ザ・ペニンシュラ香港オリジナルレシピにそって作られています。ポルトガル発祥で香港に根付いた人気スイーツ・エッグタルトの要素が入った月餅は、実に香港らしい一品といえるでしょう。
ほとんどが餡でできているのでは? と思うほど贅沢な月餅は、優しい甘さであっという間に食べられるのですが、餡が隙間なく詰まっている“みっちり”感が印象的。愛嬌のある黄色で、見た目のかわいらしさも特徴です。
2022年はモダンなフレーバー月餅が初上陸
ところで香港では今、モダンでユニークなフレーバー月餅が人気だそう。その流れを受け、2022年はザ・ペニンシュラのフレーバー月餅が、都内の百貨店などに初上陸します。
ボックスからして華やかで気分があがるザ・ペニンシュラの月餅。2022年は8種類ものセットや詰め合わせが登場し、伊勢丹や髙島屋での期間限定出店など、都内近郊の人気百貨店でも手に入るようになりました。目にする機会も増え、中華圏でのおしゃれ月餅人気が、これから日本でも注目されるのではないでしょうか。
※各月餅、取り扱い場所が異なります。詳しくはコチラ
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