4月1日に施行された民法改正によって、日本における成人年齢は18歳に引き下げられました。それに伴い、現役高校3年生は2022年度内に成人を迎え、親の同意なしでさまざまな契約を結ぶことができるようになります。対象となる人たちは、18歳になったら何をしてみたいのでしょうか? 早速見ていきましょう。
第3位:「部屋を借りて一人暮らし」
第3位は「部屋を借りて一人暮らし」でした。法律上では未成年者が契約行為をする場合、親権者の同意が必要と定められているため、結婚している場合を除き、未成年者が単独で賃貸借契約をすることはできません。実家から離れた高校もしくは大学に通うため部屋を借りる際には、親権者の許諾が必要で、個人の責任のもと気軽に契約は結べませんでした。しかし成人年齢が下げられたことにより、大学1年生やこれから大学に通う予定の高校3年生は、単独で契約を結ぶことができるようになりました。今までの手間が省かれ、気軽に一人暮らしができるのは大きなメリットですね。
第2位:「クレジットカードを作る」
第2位は「クレジットカードを作る」でした。クレジットカードの作成および使用は法律行為であるため、未成年者は親の同意の下行わなければなりませんでした。成人年齢が引き下げられると、第3位にもあった部屋を借りることやスマートフォンなどの契約、車や電化製品などの一括では払えないような買い物までできるようになり、学生たちにとってはとても便利になります。また海外旅行をする際、クレジットカードに付随する保険に入れるのもお得なポイントですね。便利になることはとても良いことですが、支払いできない買い物はしないなど、クレジットカードの利用は計画的に、そして注意が必要です。
第1位:「選挙の投票」
第1位は「選挙の投票」でした! 選挙は我々国民の声を国の政治に反映できる重要な手段の1つです。成人年齢が引き下げられることによって、若年層の声をより反映できるようになります。最近では家庭内で政治について話す機会を設ける動きや、若年層に政治への興味を持たせ投票に行くように促す動きが増加。一人ひとりが責任を持ち、より良い社会にできるように投票しましょう。
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