NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第2週は「別れのソーキそば」。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントともに今後の見どころを紹介します。
第2週「別れのソーキそば」おさらい
父・賢三(大森南朋)が急逝し、家計がひっ迫する比嘉家。母・優子(仲間由紀恵)は借金返済と4人の子どもを育てるため働きに出ることにし、暢子(稲垣来泉)ら兄妹は手分けして家事を分担し始めます。そんな彼らを見て、“ぼろぼろ兄妹”と心無いからかいをする生徒も現れました。
そんな中、やんばる小中学校の運動会の季節がやってきました。優子は工事現場の賄いの仕事以外に力仕事も増やし、長男・賢秀(浅川大治)には靴を、長女・良子(土屋希乃)には体操着を新調してやります。しかし豚小屋に置き忘れたことで靴も体操着も食いちぎられてしまいました。
青柳和彦(田中奏生)や砂川智(宮下柚百)に教わり必死で走る練習をした末妹の歌子(布施愛織)が目標に届かぬ中、走るのが得意な暢子は名誉挽回と張り切ってスタートしますが、靴が破れてなんと最下位に。汚れた体操着を着て走る良子をからかった生徒は、賢秀と同じ中学3年生。「負けても靴のせいにできていいよな」とからかわれた賢秀は、靴を脱ぎ捨て裸足になりました。智や和彦もそれにならい、正々堂々の勝負をします。賢秀は見事1位に輝き、運動会は盛り上がりを見せるのでした。
和彦が東京へ戻る日が近づいた頃、優子宛に東京にいる賢三の叔母から手紙が届きました。それは、4人の子どものうち1人を預かるという内容。疲労がたまり貧血で倒れた優子に、借金の保証人になっている叔父・賢吉(石丸謙二郎)夫婦は打診を受け入れるように迫ります。大人の間では、和彦と父・史彦(戸次重幸)の帰京に合わせて連れていってもらう手はずが整えられていました。
兄妹のうち誰が行くかを迫られたその時、暢子は自ら志願し、東京に行きたいからと嘯き精一杯の作り笑顔を浮かべます。暢子を気遣い和彦は「俺を頼ればいい」と声をかけ、暢子も心強く感じます。しかし、いざ出発の日。バスに乗り出発したその瞬間、見送りに来ていた賢秀、良子、歌子は暢子を乗せたバスを追いかけ、暢子はバスを止めて兄妹の元へ駆け寄りました。抱きしめ合う4兄妹を見た優子は、自分が間違っていたと謝罪。今までどおりで幸せになりますと賢吉に宣言するのでした。
「東京に来たら俺を頼れ」と暢子に告げ、去っていく和彦。それから7年が経ち、暢子(黒島結菜)は高校生になり――。
近年でも群を抜いて素晴らしい子役パート
「東京、行かんのか~い!」「借金問題はどうなった。来週説明があるか」など、Twitterではツッコミが散見されつつも、涙なしには見られない回が続いた第2週。
「暢子役の稲垣来泉ちゃん、数年後に朝ドラヒロイン役で帰ってきてほしいな」「子役だけで言ったら近年でも群を抜いて素晴らしいと思う、4兄妹」「見続けられたのは子役達が本当に素晴らしいからだなあ」「NHKの子役発掘能力はプロハンター並みにすごいと思う」など、子ども時代を演じた俳優陣への賞賛が寄せられました。
次週から成長した暢子たちが登場。「子ども兄妹最高! 大人兄妹にも期待」「暢子に俺を頼れって男らしさ出したあの和彦くんが、数年後は宮沢氷魚になるんだ」など、本格的に始まる4人の物語と、成長した和彦との再会を心待ちにする声が続出しています。
第3週は「悩めるサーターアンダギー」。それぞれ思い悩みながら大人への階段を昇る4兄妹、そして暢子の前には就職という壁が立ちはだかります。大人パートの4兄妹――賢秀(流星涼)、良子(川口春奈)、暢子(黒島結菜)、歌子(上白石萌歌)に期待です。
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