イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(以下、THE)は3月24日、「THE 世界大学ランキング日本版 2022」を発表しました。
2017年から毎年開催されている本調査では、4つの評価指標(教育リソース、教育充実度、教育成果、国際性)を基に、学生の学びの質や成長性に焦点を当ててランキングを作成しています。
本記事では、「国際性」のランキング上位大学を紹介します。
第3位:大阪女学院大学
3位は「大阪女学院大学」。1884年1月に開校した「ウヰルミナ(うえるみな)女学校」にルーツを持つミッションスクールです。2021年から1ランクアップして3位を獲得。総合TOP50ではランク外でした。
第2位:国際基督教大学(ICU)
2位には、「国際基督教大学(ICU)」がランクイン。「国際性」スコアは97.1ポイント、総合TOP50では12位にランクインしています。また、「教育充実度」でも91.3ポイントで2位を獲得しました。
第1位:立命館アジア太平洋大学
「国際性」分野の1位は、「立命館アジア太平洋大学(APU)」でした。全学生に占める国際学生の割合が約50%という「スーパーグローバル大学」です。「国際性」スコアは99.8ポイントでほぼ満点を獲得、「教育充実度」でも86.5ポイントで3位にランクインしています。また、総合TOP50では24位という結果でした。
「国際性」ランキングは、在籍外国人学生数、在籍学生数、外国語で行われている講座数などを考慮して作成されています。
THE世界大学ランキングの日本版は国内の教育事情などを踏まえ、大学の「教育力」を測る設計となっている点が特徴です。
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