転職を考えている人の中でも、仕事と両立しながら転職活動を行う人は多いですよね。ビズヒッツは、働きながら転職活動をしたことがある男女500人を対象に「働きながらの転職活動に関する意識調査」を実施(調査期間:2021年12月11~30日)。在職中の転職活動でどんなことにデメリットを感じたのか、ランキングで紹介します。
3位:職場に気を使う(73人)
同僚たちに転職活動をしていることがバレてしまうと、引き止められたり冷たい態度を取られたりすることがあるでしょう。そのため「こっそりと転職活動したい」と考える人も多いですよね。
「急に休みが増えた」「仕事中に転職先から電話がかかってきた」など、転職活動においてはやむを得ないことではあるものの、「転職活動がうまくいかなかったら現職にとどまろう」と考えている場合には、注意が必要です。
「転職活動が周囲に知られると会社での居心地が悪くなる。そのため気づかれないように活動しないといけない(転職時30歳 女性)」「面接時は仕事を休まねばならず、職場の人たちにバレるのではないかと不安になる(転職時33歳 男性)」「周りには言えない後ろめたさを感じること(転職時43歳 女性)」といった声が上がりました。
2位:日程調整が難しい(178人)
「面接」「転職エージェントとの面談」「会社見学」などの活動は、在職中だと日程調整が難しいでしょう。どうしても日程調整できずに選考を辞退したり、ライバルに先を越されたりすることから、仕事をしながら転職活動することにデメリットを感じる人が多いようです。
回答者のコメントでは、「平日は仕事があるので、面接日などを決める際に困った(転職時23歳 女性)」「面接や面談などの都合がつけにくく、先送りになるケースがある(転職時39歳 女性)」「面接に行けないことがあった(転職時42歳 男性)」など、面接に対応できなかったとの声が多く集まりました。
1位:時間が限られる(182人)
2位と僅差で1位になったのは、「時間が限られる」でした。在職中の転職は、業務時間外での活動が中心となるため、割ける時間がどうしても少なくなります。中には、時間が限られることで、企業研究や自己分析が不十分なまま面接に臨むことになってしまった人も多いことでしょう。回答者からは、「転職活動の時間が限られるため、求人を探すのに苦労しました(転職時27歳 女性)」「とにかく時間がないことです。平日でも応募企業の選定、履歴書の作成などを行わなければなりません(転職時30歳 男性)「転職活動する時間がありません。『どんな仕事に就きたいか』など、先のことを考える余裕が持ちにくいかもしれません(転職時38歳 女性)」など、時間がない中での転職活動に苦労した声が多く寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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