TBSがハリウッドの大手制作プロダクションと共同制作しているドラマ『DCU』。第2話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころを紹介します。
第2話のおさらい
DCU隊長の新名(阿部寛)に対し、15年前の事件の真相を明らかにすると宣言した瀬能(横浜流星)。その様子を陰で聞いていた副隊長の西野(高橋光臣)は、15年前の報告書を読んでから相談に乗ると瀬能に告げます。
15年前の報告書には鍵について書かれていませんでした。詰め寄る瀬能に対し、上に報告してもいいが秘密を知られることになる、PTSDの治療を受けろと告げる新名。そして瀬能はしばらく水中捜査から外されることに。
そんな折、能登半島で刺殺遺体が発見され、DCUメンバーたちは5日以内の事件解決を迫られます。現場には地元の市議会議員・岡部(古田敦也)も現れました。「水は嘘をつかない。証拠は必ず水の中に残っている」――潜水捜査は副隊長・高橋たちに任せ、新名と瀬能は陸の捜査に乗り出します。
翌日にリブリーザー試験を控えた成合隆子(中村アン)の練習に瀬能を向かわせる新名。かつて成合が持たせてくれたものと同じお守りを隆子に渡します。練習現場で、隆子は瀬能に「DCUは死んだ兄貴がずっと作りたがっていた組織。だから隊長に恩返しがしたい」と話します。また、隊長とは何かあるとは思うけど、隊長と真子さん(市川実日子)の結婚パーティーの手伝いをしてほしいとも。隆子にとって新名と真子は家族のような存在なのです。
瀬能は地元刑事・坂東(梶原善)に付いて張り込みを教わり、新名たちは潜水捜査を続けていました。そんなとき、瀬能は子どもが溺れている現場に遭遇。無事救助するも、15年前の事故がフラッシュバックし、意識を失い水中へ沈んでいってしまいます。瀬能をDCUに残したい新名は、病院を訪れた真子に誰にも言うなとくぎを刺します。
被害者の島田を殺害した犯人として外国人技能実習生のサンチェスが浮上するも、新名と瀬能は彼は犯人ではないと考えていました。荒れ狂う急流の中、証拠となる島田の携帯電話を森田(岡崎体育)のドローンにより発見し、新名と高橋が潜水して回収します。サンチェスの冤罪(えんざい)は晴らされ、事件の真相に坂東刑事と市議会議員の岡部が関わっていることを突き止めました。
しかし、海保に戻った新名の元にサンチェスに関する一報が届きます。新名はサンチェスから目を離すなと隆子に指示をするも、隆子が目を離した隙をついて、サンチェスは島田の携帯を盗み逃亡してしまうのでした。
第3話の見どころ
ゴーイングマイウェイのようでいて、メンバーたちのことをしっかり見ている、新名ならではの隊長ぶりが描かれた第2話。道場での訓練中に放った横浜流星さんの回し蹴りも光りました。Twitterでは「続きが気になる!サンチェス…!」「横浜流星があっさり阿部寛の指示に従うことに違和感」など、俳優陣の演技の魅力に加え、ストーリー展開にもさまざまな声が上がっています。
1月30日放送の第3話では、隆子のミスにより逃亡したサンチェスに、治安を脅かす重大な秘密が隠されていたことが判明。上から厳しく追及される新名を見て、隆子は焦りのあまり無謀な行動をとってしまいます。そして事態は最悪の方向へ……。困難を通しメンバーたちの絆がどう深まっていくのか期待です。
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