調査対象者1400人のうち、マイナンバーカードを「取得している」人は66.2%。そのうち、マイナンバーカードを「利用したことがある」と回答した人は67.2%の623人でした。「利用したことがある」人に対して、マイナンバーカードを使ったことのあるシチュエーションを複数回答で聞きました。
第3位:行政手続きのオンライン申請/34.5%
市区町村により、サービスの内容は異なりますが、コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。忙しくてなかなか市役所などへ足を運べない人にも便利なサービスですね。第2位:身分証明として/57.6%
顔写真付きのマイナンバーカードは、身分証明書として利用している人も多く見られました。金融機関での口座開設やパスポートの新規発給などにも利用でき、特に運転免許証を持っていない人などに重宝しているのではないでしょうか。第1位:マイナポイント申請/57.8%
2位とは僅差でしたが、トップは「マイナポイント申請」。2021年4月末までにマイナンバーカードを申請するとお得なポイントがもらえたということもあり、このタイミングでマイナンバーカードを取得したという人も多かったことがうかがえます。2021年11月の閣議決定により、今後、マイナポイント事業の第2弾が実施される予定となりました。
「選挙のオンライン投票」「クレカとの連携」……今後欲しい機能は?
今後、マイナンバーカードでできるようになってほしい機能を聞きました。「引っ越し時の手続きの自動化(40代女性)」「市役所の手続きを全てオンライン化(40代男性)」「選挙のオンライン投票(20代男性)」「結婚後の手続きの自動化(20代女性)」など、行政手続きの拡大を希望する声が目立ちました。
また、「ATMなど銀行カードとしての機能(40代女性)」「パスポート(海外旅券)や自動車免許証の代わりになる機能(40代男性)」「クレジットカードとの連携(70代男性)」などのほか、「緊急時の連絡先などを登録できる。セキュリティを最善にしたうえで、持ち歩くことができるようにして高齢者の徘徊解決や迷子、居場所確認ができる(70代女性)」などのコメントも寄せられました。
>6位までの全ランキング結果を見る
※回答者のコメントは原文ママです
【おすすめ記事】
・デジタル庁が「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」公開! 証明書発行にはマイナンバーカードが必要
・マイナンバーの会社への提出は義務?会社にマイナンバーを教えるのはなぜなのか
・マイナンバーカードを作ったらどういう場面で使える?お得な活用方法
・年金生活に入るなら、マイナンバーカードを作っておいたほうがいい?
【関連リンク】
・日本トレンドリサーチ
・NEXER
・プレスリリース