横浜高島屋で横浜中華街「皇朝(コウチョウ)」と共同で開発した、ヘルシーな代替肉を使った中華おせちを発売。12月25日まで予約を受け付けており、12月31日には限定30点で店頭販売も行われます。言われなければ肉だと感じるほどの「代替肉」を使った中華おせちを試食してきました(画像はすべて筆者撮影)。
植物性代替肉を使った中華おせちについて
代替肉といえば、大豆ハンバーグを思い浮かべる方も多いと思います。が、近年は技術の進歩で、見た目も食感も「肉」に近いものが増えています。
今回、横浜高島屋で販売する「植物性代替肉使用 中華おせち一段」は、横浜中華街でレストランなど7店舗(皇朝・王朝・カフェジャン)を展開する「皇朝」が手掛けました。「中国料理世界大会チャンピオン」が在籍しており、肉まんなどの食べ歩き点心も人気があります。
そんな皇朝による代替肉のおせちは、見た目にも味にもこだわっています。内容は次の6品。
- 香草鶏風 レモンソース掛け
- 筍とひき肉風 そぼろ煮
- 牛バラ風 黒胡椒炒め
- 牛そぼろ風 詰め湯葉巻トリフソース掛け
- 燻製鴨肉風 よだれソース掛け
- 蒸し鶏風 葱ソース掛け
日本発のフードテックベンチャー「ネクストミーツ」の代替肉が使われています(※燻製鴨肉風、蒸し鶏風は除く)。代替肉の主な原材料は大豆で、高タンパク・低脂質であることが特長です。
代替じゃない! 味も見た目も食感も「肉」!
すべてのメニューを試食させてもらいました。驚いたのは、「代替肉」と言われなければ、わからないレベルであること。筆者が特に気に入ったのは「香草鶏風 レモンソース掛け」「牛バラ風 黒胡椒炒め」で、レストランで出てきそうなおいしさです。
皇朝の担当者は「中国にはベジタリアン向けの『素食』『もどき料理』という食文化があります。そちらに倣い、代替肉を使った料理ではありますが、動物由来の調味料や出汁を使っています。完全なるベジタリアン・ヴィーガン向けの商品ではなく、まずは代替肉を知っていただく、おいしく食べていただくことを目指しました。試作を20回、30回と繰り返して完成した今回のおせち。ご家族で楽しんでいただければと思います」と、完成までの苦労を明かしてくれました。
カロリー控えめの代替肉でお正月太りを予防
牛肉風のメニューには、牛脂を少し入れ、牛肉の味に近づけているそう。味は牛肉でありながら低脂質で、カロリー控えめなのがうれしいですね。
「健康志向の高まりを受け、代替肉を使ったおせちを企画いたしました。代替肉と中華との相性は良かったですね。どのメニューが好みか、など、おせちを囲んで会話するきっかけにもなれば、と思います。代替肉は高タンパクで低脂質、カロリーが控えめですので、体重増の予防にもつながるのではないでしょうか」(横浜高島屋おせち担当 猿田さん)
予約受付は12月25日まで、店頭もしくは電話(045-311-5111)にて。価格は税込1万2960円。受け渡しは、12月31日に8階のおせち特設会場にて行われます。このほか、12月31日で同会場で行われる即売会でも、30点限定で販売予定です。
・URL:横浜高島屋 おせち料理<2022>
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