横浜中華街で冬のイルミネーション「2022 春節燈花(しゅんせつとうか)」が11月1日からスタート。点灯式では、新型コロナウイルス感染症の終息を祈願し、獅子舞が披露されました。2022年2月28日まで、横浜中華街とその周辺の街並みを華やかに彩ります(画像はすべて筆者撮影)。
横浜中華街の「春節燈花」について
冬のイルミネーション「春節燈花」は、2003年にスタート。旧暦のお正月「春節」までの期間、明るく優しい光に包まれる横浜中華街の恒例イベントです。中華文化で縁起が良いとされている赤と金色を基調とした華やかなイルミネーションが特徴となっています。
2021年の春節燈花は「原点回帰 初心に戻って中華の伝統行事を継承する」というテーマのもと、提灯、赤色LEDを使用した光のラインを組み合わせ、中華街全体をテーマカラーの赤を基調とした華やかなイルミネーションで演出します。
点灯式では、中華街発展会 理事長・高橋伸昌さんが「1が3つ並ぶ縁起のよい日から春節のイルミネーションがスタートします。本番となる春節は来年2月1日から15日。そのころにはコロナが終息し、さまざまなイベントを催せれば、と企画しています。ランタンの灯りのもとで横浜中華街をお楽しみください」とあいさつ。
春節燈花の点灯とともに、新型コロナウイルス感染症の終息を祈願して獅子舞が披露され、居合わせた来街者は笑顔に包まれました。
2つのメイン通りには「龍」のランタンが出現!
中華街大通りにはメインとなる国内最大級の龍のランタン「百節龍」、関帝廟通りには可愛い小ぶりの「五十節龍」が出現!
黄金色に光輝く龍が、横浜中華街を訪れる方の新型コロナウィルスに負けない心を後押しし、多くの幸せをもたらしてほしいという願いが込められています。
このほかの各通りにも、中国結びのイルミネーションや赤い提灯が連なり、街並みを彩ります。
ランタンオブジェも街中に点灯
今回は、加賀町警察署前に「財神」、山下町公園には前回登場した「龍」と対を成す「鳳凰」の新たなランタンオブジェが仲間入り。フォトスポットとしても人気です。
また、前回好評を博した「ランタンオブジェパビリオン」は今回も開催。『西遊記』のストーリーに合わせたランタンが山下町公園に展示される予定です(2022年1月15日~1月29日)。
職人が作り上げた中国伝統のランタンは、高さ約5メートル! 迫力あるランタンは、昼も夜も楽しめます。
「SDGsな街・横浜中華街」をより推進
2021年度は、「SDGs な街・横浜中華街」をより推進し、春節イルミネーションでの使用電力を全て再生可能エネルギーでまかないます。環境インフラ面でも持続可能な街運営を目指すとのことです。
2022 春節燈花 情報
期間:2021年11月1日~2022年2月28日
時間:16:00~23:00 ※一部灯りは25:00まで
エリア:横浜中華街全域とその周辺
URL:横浜中華街公式サイト
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