2021年10月1日に実施される「たばこ税」の増税にともない、国内の主要たばこメーカー各社が、銘柄ごとの値上がり金額を発表しています。一般的な紙巻きたばこのほか、数年前から人気の加熱式たばこ、比較的価格の安かった葉巻たばこを含めたほぼすべての銘柄が10円から最大で100円以上の値上がりとなります。
本記事では「日本たばこ産業(JT)」「フィリップ モリス ジャパン」「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)」の主要銘柄を中心に値上がり額をまとめました。
JT加熱式たばこは50銘柄を各30円の値上げ
JTが展開している加熱式たばこPloomは、プルーム・テック、プルーム・テック・プラス、プルーム・エックス/エス用のメビウスとピアニッシモ50銘柄をそれぞれ30円値上げします。
JT紙巻・葉巻たばこは「パイプたばこ」や「刻みたばこ」を含む173銘柄の値上げ
JTの加熱式たばこ以外の銘柄では、紙巻たばこ127銘柄、葉巻たばこ18銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄に加え、かぎたばこ22銘柄の計173銘柄が値上げします。セブンスター、ピース(それぞれ20本入)、メビウス、ウィンストン(キャスター、キャビン)が40円、キャメルが10円値上げとなっています。
また、葉巻たばこは紙巻きたばこと同等の税負担となるよう見直しされ、キャメル・シガーやエコー・シガーが100円の値上げ、キャメル・シガー(スリム)は110円の値上げとなります。