米Appleは日本時間の9月15日に開催したイベント「California streaming.」にて、約1年ぶりとなる新型Apple Watchを発表。今回で「series 7」となるApple Watchは旧モデルに比べ画面サイズや明るさ、耐久性がアップ。よりアクティブなシーンで活躍してくれそうな機能を搭載しました。
本体サイズはそのまま、フルキーボードも表示できる大画面
「Apple Watch Series 7」は旧モデルと比較し筐体サイズが1ミリアップしています。さらにベゼル(ディスプレイ周囲のエリア)もより細くなったことで、画面サイズは初代~Series 3比で50%、Series 4~6比で20%以上の大型化に。画面の明るさも最大70%向上し、視認性が大幅に向上しています。
一方、サイズアップによって圧迫感や異物感が増してしまうことが心配されますが、タッチセンサーとOLEDパネルを統合することでディスプレイの薄型化、フレームも1.7ミリまで細くなっています。本体もこれまで以上に丸みをもたせ、違和感なく装着できるようリデザイン。WR50相当の防水性能に加えはじめての防塵性能(IP6X相当)も搭載されました。幾何学的にデザインし直された前面クリスタルパネルも合わせて、本体強度が大きくアップ。
画面の大型化により、各種アプリのボタンやUIもアップデートしています。より大きなボタンデザインやフルキーボードも表示可能。タップ入力だけでなく画面をなぞるように入力する「QuickPath」が新たに搭載されています。
ウェルネス分野にも力を入れており、ワークアウトアプリには「太極拳」や「ピラテス」、これまでの「呼吸」アプリを引き継いだ「リフレクト」が追加。
アルミニウムモデルに新色「グリーン」が追加
気になるモデル展開や価格ですが、「アルミニウムモデル」は新色のグリーンを含む5色展開でよりカジュアルに、「ステンレススチールモデル」は高級感あふれるシルバー・ゴールド・グラファイトの3色展開、「チタニウムモデル」は2色展開。Nikeモデルよりハイエンドなエルメスモデル(Apple Watch Hermes)も追加予定で、これまでのすべての対応バンドが引き続き使用可能なのはうれしいニュースです。
本体価格は399米ドルから。日本での販売価格や予約開始日、発売日は未定(9月15日現在)ですが、今秋後半発売予定だそうです。
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