フリマアプリ最大手のメルカリは2021年9月、「メルカリShops」を開設します。メルカリ内にショップを作れるサービスで、個人事業主、法人問わず20歳以上であれば自分のお店を持つことができます。
メルカリの出品とは何が違うのか? 登録の方法は? メルカリの発表内容をもとに詳しく見ていきましょう。
メルカリ出品とShops出品の違い
「メルカリShops」では、現在メルカリで使っているアカウントはそのままで、新しくShops出品用のアカウントを作ることができます。
通常のメルカリ出品の場合には購入希望者からの値下げ交渉がくることもありますが、Shops出品になるとそれがありません。さらにまとめて出品ができたり、出品画面で商品サイズや在庫数の設定が簡単にできたりするなど、在庫管理が容易になります。
気になるコスト面ですが、月額の費用は0円。ただし販売手数料はメルカリと同じ10%がかかります。
他にも「メルカリ便」をパワーアップしたり、クール便に対応、出品カテゴリの拡充など、メルカリShopsだからこその機能を開発中とのこと。
「メルカリShops」で売ってはいけないもの
メルカリShopsでは販売が禁止されているものもあります。例えば、法令に違反するものや、違反のおそれがあるもの、犯罪に使用される可能性があるもの、チケット類、たばこ、葉巻、電子タバコ、農薬や肥料などです。参考:「メルカリShopsでの販売禁止商品を教えてください」
これらを出品すると、取引のキャンセルや商品削除、利用制限などのペナルティーが課されることもあります。
8月30日まで「実質半額キャンペーン」開催
8月2~30日まで、「メルカリShops」のプレオープンを記念して「メルカリShops」での購入者を対象とした「実質半額キャンペーン」が行われています。商品を購入して評価をすると、合計購入金額の50%分のポイントが付与されます(期間中の合計は5000ポイントまで)。
現在はプレオープンの状態で、9月に本格始動の予定です。メルカリ内に自分のショップを持ってみたいと思ったら、「出店に先行申し込みをする」からスタートしてみましょう。
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