台ふきん不潔まっしぐら、3つのNG
〇水流いで終了!? タンパク質汚れもお湯で洗っている
醤油やケチャップなど色がつくと汚れがわかりやすいのですが、色がないと何となく汚れてないような錯覚が起こり、「水洗いでささっと終わらせる」のはよくあるケース。見えなくても様々な汚れがついています。
また、牛乳などタンパク質汚れは、お湯で洗うと汚れが固定されて取れなくなっています。きちんと洗剤で洗うのはもちろん、お湯洗いに向かないものもあることを覚えておきましょう。週に一度は漂白剤で除菌するとよいでしょう。
〇ずーっと風のない場所に陰干ししている
タオルや、汚れ落ちの良さがウリな化学繊維のふきんには、比較的厚手のものもあり、湿度の高い日などは乾ききらないうちに使うことになるケースも。雑菌は栄養のほかに「水分」も大好物。
落とし切れていない汚れが栄養となって、何となく臭くなっていくことも。日向で紫外線に当てて干したり、洗濯乾燥機でカラッとさせたりして、臭いの元になる雑菌の増殖を防ぎましょう。
〇洗えるキッチンペーパーは無敵。ではない
キッチンペーパーの中には水に強く、洗って数回使えるものもあります。便利ではありますが、汚れをすっかり落とすほど洗浄するには弱いので、汚れが少し残った状態であるケースも予想されます。効率重視で使うなら使い捨てを。もったいないなら、洗った後は食とは関係ない場所を拭いて捨てるなら◎
今回の調査では台ふきんとまとめられていますが、シンクまわりなどキッチンは、テーブルと比べると汚れの量がとても多く、ふきんの傷みも早くなる場所です。すでにやっている方も多いかと思いますが、テーブルを拭く台ふきんと、キッチンまわりを拭くふきんは別々にしておくと衛生面でもよいですね。衛生面からだけでなく、きれいな台ふきんは気持ちも良いものです。
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