「購入編」では、主業務が「売買仲介(買主側)」「売買仲介(売主側)」「注文住宅、建売分譲」のいずれかと回答した全国のアットホーム加盟店856店、「リフォーム編」では、主業務が「リフォーム」と回答した全国のアットホーム加盟店268店を対象に、2021年6月1~7日の期間でインターネットにより実施しました。
「家を買うなら知っておきたい制度」1位は「住宅ローン控除(減税)」
令和3年度税制改正により、控除期間が10年から13年に延長されました(※適用条件あり)。「なんとなく知っているが詳細までは知らない人が多い」「賃貸ではなく、購入することで得られるメリットを活用してもらいたい」などが、おすすめの理由として挙げられました。
2位「すまい給付金」、3位「不動産取得税の軽減措置」
2位は「すまい給付金」。51.9%と、半数を超えました。「すまい給付金」とは、2014年4月の消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設されたもので、年収に応じて給付され、共有名義の場合は名義を持つ人すべてが給付の対象となります。理由としては「給付金が持ち分に応じていることを知らない人が多い」「対象と金額が増えたので、まとまった金額が受け取れる点で良い」といった声が見られました。
3位は「不動産取得税の軽減措置」。「不動産取得税」とは、不動産を取得した際に課税される地方税のことで、一定の要件を満たす建物・土地については、軽減措置が設けられています。「取得税についてはほとんどの人が知らず、通知が来た際に驚くと思うので必ず事前に説明する」といった声もありました。
住宅を購入する際、さまざまな軽減措置や制度がありますが、「大きな恩恵があるのに知らなかったからという理由で損をして欲しくない」といったコメントが複数ありました。
「リフォームするなら知っておきたい制度」1位は「市区町村独自の補助金」
2位は、「高齢者住宅改修費用助成制度(介護リフォーム)」でした。手すりの取り付けや洋式トイレへの交換など、対象となるリフォームを行うと助成金が出る制度です。「少子高齢化社会において、高齢者にやさしい住宅の改修工事などの必要性が上げられる」「高齢社会になり、必要なことがあると思うので知っておくことは大事」といった声が見られました。3位は、購入編でトップにランクインした「住宅ローン控除(減税)」でした。
【おすすめ記事】
・不動産のプロに人気の「マンションの設備」共用設備1位は「宅配ボックス」、室内1位は?
・東京都の住みここちランキング! 3位「港区」、2位「文京区」、1位は今年も…
・【国勢調査2020】町田市も…東京都で人口が減った市区町村、2位「大島町」、1位は?
・年収1000万円超えの人が選ぶ東京23区の「住みたい街」ランキング! 2位「新宿」、1位は?
【関連リンク】
・アットホーム