寿司にお金を惜しまない街は?
家族で回転ずしに、来客時の出前のお寿司、カウンター席でお酒とともに。お寿司はちょっと贅沢な外食の定番ですが、年間で最もお寿司にお金をかけている気前の良い街をご存じでしょうか。
今回は、総務省「家計調査」から、2020年の1人当たりの「すし」(一般外食)の支出金額が多い街ランキングを発表します。
お寿司の外食支出金額ランキング1位は「高知市」
それでは、アンケート結果を発表します。以下に示したのは1世帯当たりの支出金額を、その街の平均世帯人数で除算し、1人当たりの支出金額を試算したものです。
TOP5は以下の通りです。
1位:高知市 6428.6円
2位:静岡市 6116.8円
3位:岐阜市 5984.8円
4位:札幌市 5939.7円
5位:福井市 5936.8円
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2020年の年間支出金額ランキング1位は高知市で、一人当たり6428.6円という結果になりました。高知といえば、カツオをはじめ、養殖のクロマグロや金目鯛などおいしい魚が水揚げされる漁業の街です。
2位の静岡市も同じく、全国屈指の水揚げ量を誇る焼津港にほど近く、新鮮な魚が豊富な街。お寿司に多く支出しているのは当然といえるかもしれません。
海に面していない3位の「岐阜市」に注目
一方で意外なのが、上位5位で唯一海に面していない県からランクインした3位の岐阜市。実は岐阜市民は外食好きとして知られていて、一般外食の支出金額ランキングでは1位の東京都区部に続く2位に位置しています。
また、岐阜市は人口当たりの鮮魚店の店舗数が少なく、おいしい魚を求めて自然とお寿司屋さんに足を運ぶのかもしれません。