東日本エリアの平均時給は1086円、西日本エリアの平均時給は1032円
東日本エリア全体の平均時給は、前年同月比で4円増の1086円でした。職種大分類別の平均時給を見ると、「専門・技術職」が1254円(前年同月比81円減)と最も高く、次いで「清掃・メンテナンス職」1087円(同12円増)、「事務職」1057円(同47円増)、「製造関連・ドライバー職」1052円(同6円減)、「販売・接客サービス職」1035円(同51円増)と続きました。
前年同月比でプラスとなったのは3職種、マイナスとなったのは3職種でした。
一方、西日本エリア全体の平均時給は、前年同月比で13円減の1032円となりました。職種大分類別の平均時給は、東日本エリアと同じく「専門・技術職」が1194円(前年同月比20円増)と最も高く、「製造関連・ドライバー職」1006円(同14円減)、「事務職」996円(同16円増)、「清掃・メンテナンス職」989円(同16円増)、「飲食サービス職」968円(同8円増)という順に。
前年同月比でプラスとなったのは5職種、マイナスとなったのは1職種と東日本エリアとは異なる結果が出ています。
関東4都県全体の平均時給は1114円、関西3府県全体の平均時給は1045円
次に、関東4都県と関西3府県とで全体の平均時給をそれぞれ集計してみたところ、関東4都県は前年同月比12円増の1114円、関西3府県は前年同月比14円減の1045円でした。
職種大分類別の平均時給を見ると、関東4都県では「専門・技術職」が1267円(前年同月比58円減)とトップで、「清掃・メンテナンス職」1102円(同19円増)、「製造関連・ドライバー職」1083円(同10円増)、「事務職」1081円(同50円増)と続きます。
前年同月比でプラスとなったのは4職種、マイナスとなったのは2職種でした。都県別の平均時給は東京都が1157円(前年同月比5円増)、神奈川県が1126円(同6円減)、埼玉県が1064円(同31円増)、千葉県が1050円(同2円増)という順で、前年同月比では神奈川県以外はプラスという結果が出ています。
関西3府県の職種大分類別の平均時給は「専門・技術職」が1195円(前年同月比16円減)でトップ、次いで「製造関連・ドライバー職」1037円(同2円減)、「事務職」1014円(同25円増)、「清掃・メンテナンス職」999円(同15円増)、「飲食サービス職」988円(同14円増)と続きます。
前年同月比でプラスとなったのは4職種、マイナスとなったのは2職種。府県別の平均時給を見ると、大阪府が1072円(前年同月比8円減)、京都府が1042円(同1円減)、兵庫県が1001円(同28円減)となり、すべての府県が前年同月比でマイナスという結果でした。
パート・アルバイトの平均時給は、西日本エリアでは伸び悩んでいるようです。
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