クラウドソーシングサービスとは?

フリーランスや副業の仕事受注にクラウドソーシングサービスを活用!


フリーランスという働き方が一般化し、昨今では副業に取り組む方も増えてきました。そうしたとき、仕事を獲得するために活用したいのが「クラウドソーシングサービス」です。ここではクラウドソーシングサービスとは何なのか解説するとともに、おすすめのサービスを5つ厳選してご紹介します。
 

クラウドソーシングの仕組みと流れ

クラウドソーシングサービスとは、インターネット上で「仕事を依頼したい人」と「仕事したい人」を繋ぎ、仕事の受発注が行えるプラットフォームサービスのこと。登録制のサービスとなっており、仕事の依頼から納品、さらに支払いまでをインターネット上で完結できます。
 

筆者はこれまで、受注・発注の両方でクラウドソーシングサービスを利用してきました。中には海外の企業・人と取引することもあり、場所を選ばずオンラインで完結できる点は大きなメリットです。
 

仕事内容や発注形式などによって若干の違いはありますが、基本的な流れは以下の通りです。
 

1. 発注者が案件情報を掲載
2. 受注希望者が案件に応募
3. 発注者が実際に依頼する相手を決定
4. 受注者が業務を遂行、納品する
5. 発注者が納品物を検収 ※必要に応じて受注者が修正や追加作業
6. 検収完了後、報酬の支払い
 

報酬については支払いトラブルを防ぐ等の目的から、仮入金システムを導入しているサービスが多いでしょう。また、上記以外に発注者が登録プロフィール等から適したユーザーを探し、個別に案件の打診・依頼を行うこともあります。
 

ただし、「いきなり相手と連絡が取れなくなった」「サービスを利用せず直接取引を打診された(通常は禁止行為)」などトラブルの声も聞かれます。こうしたトラブルに対して、基本的にサービス提供側は関与しません。自己対応が求められますので、十分に注意してください。
 

おすすめのクラウドソーシングサービス5選

現在は社会的ニーズを背景に、数多くのクラウドソーシングサービスが存在します。中にはシステム開発やデザイン、翻訳、ライティングなど特定業務を専門とするものも。どのサービスを利用するかは、仕事内容やスタイル等に応じて選んでください。ここでは幅広い仕事が扱われている、おすすめのクラウドソーシングサービスについて、5つをピックアップしました。
 

1)ランサーズ
https://www.lancers.jp/

国内クラウドソーシングサービスの草分け的存在「ランサーズ」

2008年に設立され、クラウドソーシングの草分けともいえるランサーズ。デザイナーやライター、エンジニア、あるいは士業専門家まで、幅広い人材が100万人以上も登録しています。発注側もベンチャーから大手企業まで多数。受注者・発注者の双方から信頼の厚いサービスです。
 

インターネットサービスでありながら、オフラインでの取り組みも多いのが一つの特徴でしょう。例えば2015年に私も受賞した「ランサーオブザイヤー」は、部門別に毎年ユーザーを表彰するというもの。また、繋がりや学びの場を作る「新しい働き方LAB」のほか、各種セミナーなども積極的に実施しています。
 

2)クラウドワークス
https://crowdworks.jp/

地域活性化への取り組みにも積極的な「クラウドワークス」

日本最大級のクラウドソーシングの一つであり、会員数は300万人以上。2014年に東証マザーズへ上場し、急速に規模を拡大してきました。発注業務をサポートする「ディレクションパートナー」やハイクラス人材のマッチングサービス「CrowdLinks」など、クラウドソーシング以外にも独自のサービスを展開しています。
 

また、神戸市の副業人材募集を支援するなど、地域活性化に繋がる取り組みも実施。さらに引っ越しやベビーシッターサービスの割引など、他企業と連携した会員向けのライフサポートにも取り組んでいます。
 

3)シュフティ
https://app.shufti.jp/

女性登録者が多く未経験OKの案件も多い「シュフティ」

その名の通り、主婦の仕事にフォーカスしたサービス。登録者の多くが女性であるという点が大きな特徴です。仕事内容はデータ入力やアンケートなど、未経験からでも取り組めるものが多め。家事・育児などのスキマ時間を活用して収入を得たいという方におすすめです。分からないことなどをチャットや電話、メール等で相談できる点も、初心者にとっては嬉しいポイントといえるでしょう。
 

4)Yahoo!クラウドソーシング
https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/

15歳から登録できる「Yahoo!クラウドソーシング」

検索やオークション、ニュース、メールなど数多くのサービスを展開するYahoo!のクラウドソーシングサービス。データ入力やアンケートなどタスク案件を扱っており、1案件毎の単価は低めです。ただし年齢制限が15歳以上と低いため、例えば高校生でも利用可能。また、未経験でも取り組みやすい案件が多いため、アルバイトやお小遣い稼ぎを目的とするなら適したサービスでしょう。
 

なお、報酬についてはキャッシュレス決済サービス「PayPay」のボーナスとして取り扱われます。現金での支払いは行われない点に注意してください。そのためYahoo!クラウドソーシングを利用するのであれば、PayPayの利用登録も必須となります。
 

5)クラウディア
https://www.craudia.com/

スキマ時間での副業などに適した「クラウディア」

多くのクラウドソーシングで発注側に伴う、システム手数料等が0円という点が特徴的。また、専属スタッフが依頼相手の選定から納品管理まで対応するなど、発注側へのサポートが充実しています。これは受注側にとっても、スムーズなやり取りができるなどメリットといえるでしょう。
 

ユーザー数は100万人以上に及びますが、ハイスキルの求められる案件は少なめ。しっかりフリーランスとして稼ぎたいといった方より、スキマ時間などで副業したいという方におすすめです。
 

クラウドソーシングサービスは複数登録しよう

ここで取り上げた以外にも、さまざまな特徴を持つクラウドソーシングサービスがあります。発注元や掲載されている案件内容も異なるため、できれば複数のクラウドソーシングサービスに登録しておきましょう。
 

また、スカウト機能のあるクラウドソーシングサービスなら、プロフィールやポートフォリオを充実さておくのも重要なこと。こちらから案件を検索するだけでなく、発注側からスキルや経験に応じて仕事の打診が届くかもしれません。
 

クラウドソーシングサービスは、基本的にいずれも登録が無料です。どこに登録するか悩むようなら、まずはランサーズやクラウドワークスのように規模の大きなサービスを選んでみてください。案件数が豊富なほど、自分の「やりたい」と思える仕事に出会える可能性は高くなるはずです。なお、ここでご紹介した特徴などはあくまで主観ですので、実際の案件数やサポートなどはご自身で確かめてみてください。