Z世代がマンガや「推し」に使うお金はどのくらい? お小遣いを全力で使う10代も!
Z世代がマンガや「推し」に使うお金、「推し」の対象は? 「自分はオタクだ」と豪語できるほどハマっているものがある人はどのくらい? など、Z世代の男女357名を対象に実施した、マンガや「推し」についてのアンケート調査結果を発表します。
ピックアップは7月6日、Z世代のマンガや「推し」に関するアンケート調査結果を発表しました。全国の26歳未満の男女357名を対象に、2021年6月11〜19日の期間でインターネットにより実施。調査対象者は、女性の方が男性よりも多く、13〜18歳の中学~高校生世代が約65%と半数以上を占めています。
推しのグッズに1万円以上使う中高生も!
「半年以内にマンガやマンガ関連のグッズに使ったお金」で、最も多かった回答は1001~4000円(30.8%)でしたが、4000円以上使っている人は30%を占めました。例えば、マンガの単行本(1巻440円)で換算すると、30%の人は6ヵ月で10冊前後、1カ月に1巻以上のマンガを購入していることになります。
Z世代の中でも、中高生に限定して見てみると、半年以内に「1001~4000円」使用した人が33.2%と大多数を占め、「1万円以上」使った人も8.9%いました。「好きな作品のグッズであれば、金額は気にしない」「お小遣いを貯めてでも欲しい」などのコメントも見られました。
「推し」はアニメやマンガのキャラが圧倒的に多い
「自分は~~オタクだ」と言えるくらいハマっているものが「ある」と回答した人は全体の85.2%。さらに自由記述回答の「推し」を分類すると、アニメやマンガのキャラを回答した人が圧倒的に多く、次いで「作品名」が続きました。「鬼滅の刃」「呪術廻戦」の作品・キャラ名がやや目立ったものの、「エヴァンゲリオン」のキャラなども多く、全体的にバラけた回答となりました。「歌い手・ボカロP」の回答は約8割が「すとぷり」、または「浦島坂田船」でした。
流行りと推しが別モノ! 単純に流されないZ世代が多い?
今後流行るモノに、自分の「推し」とは違う作品を挙げた人は72.3%。流行は敏感に捉えつつも、単純にトレンドに流されることはない人が多いことが伺えます。流行りそうなものは「YouTubeやTikTokでなんとなく目にする」という声が多く見られました。
自分の「推し」を知ったきっかけは、「家族や友人から薦められた」などの理由が多く、また、「一般ウケしないジャンル(百合マンガ等)や平成初期や昭和のアニメのキャラであっても、好きな作品であれば推すし、友達に布教する」というコメントも見られました。
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