2021年4月から放送がスタートしたTVアニメ『スーパーカブ』。そのロケ地(=聖地)として登場したホテル「KKR鎌倉わかみや」では、聖地巡礼で訪れたファンのためにミニコーナーを設置し、話題となっています(画像は筆者撮影)。
かまくら荘のモデルは「KKR鎌倉わかみや」
TVアニメ『スーパーカブ』は、高校2年生の女の子・小熊が、ふと見かけた中古の小型オートバイ・スーパーカブを買ったことで、ちょっとずつ単調な毎日が変わり始める、というストーリー。
物語の主な舞台は山梨県北杜市ですが、第6話では、小熊が通う高校の修学旅行で鎌倉が登場。その「鎌倉回」の宿泊先・かまくら荘のモデルとなったのが、神奈川県鎌倉市・由比ヶ浜エリアにあるホテル「KKR鎌倉わかみや」です。
コーナーを設置し、聖地巡礼者を歓迎
初めてアニメの「聖地」となった同ホテル。放送後から、問い合わせが入ったり、ファンが聖地巡礼に訪れたりしたことから、アニメファンの従業員がロビーの一角にコーナーを設置しました。
版元の協力もあり、アニメに登場したシーンのカットやポスターを展示するなど、コーナーは充実していきました。合わせて、エレベーター前のインテリアをアニメに登場したシーンと同じ配置にし、作品の世界を感じてもらえるような演出も。
SNSの口コミで、スーパーカブはもちろんバイクに乗って訪れたり、宿泊したりするファンが増えているそうです。ファン同士の交流を深めようと、有志による交流ノートも設置されていますので、思い出を書き残してみてはいかがでしょうか。
2021年内は展示コーナーを継続予定
施設管理担当者からは「ロビーですので、宿泊されなくても気軽に立ち寄っていただければ。他のお客様にご配慮いただき、撮影もお楽しみください。年内(2021年12月末)はコーナー設置を継続する予定です」との、うれしいコメントをいただきました。
ホテル1階には、レストラン「有磯(ありそ)」(11:30~14:00までランチ一般利用可)やティー・ラウンジ(11:30~18:00)があるので、食事や休憩がてら利用しては。聖地巡礼の際は、周りへの配慮を心掛けてお楽しみください。
©Tone Koken,hiro/ベアモータース
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