食卓には欠かせないみかん
冬になると食べたくなるみかん。全国の中で、最もみかんを消費する街を知っていますか?
今回は、総務省「家計調査」から、1人当たりのみかんの購入数量が多い街ランキングを発表します。
第1位は和歌山市
それでは、みかんの購入数量ランキングを発表します。下に示しているのは、1世帯当たりの購入数量を、平均世帯人数から1人当たりの購入数量を試算したものです。
TOP5は以下の通りです。
1位:和歌山市 5822g
2位:長崎市 5024g
3位:徳島市 4655g
4位:静岡市 4315g
5位:奈良市 4204g
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1位は、和歌山市で5822gという結果になりました。みかん1つの重さを100gと仮定すると、1年間に60個弱、毎週1個以上はみかんを食べている計算になります。
2位は長崎市で5024gでした。1人当たりの購入数量が5000gを超えているのは、1位の和歌山市と2位長崎市の2つのみでした。TOP5はすべて西日本の市がランクインしています。
消費量も収穫量も多い和歌山
次に示すのは、日本全国のみかんの収穫量における、都道府県別の割合を示したものです。
このグラフから分かる通り、和歌山県は、日本屈指のみかんの生産地であり、その生産量は年間16万7100トンで日本1位です。みかんが盛んに作られる土地柄が購入数量にも影響しているのかもしれません。
購入数量が2位の長崎市も、県全体のみかんの収穫量は全国で5番目となっています。
購入数量4位には静岡市がランクインしていますが、収穫量は2番目となっています。今回購入数量が多い街は、比較的収穫量も多い場所に集中していることがわかりました。