ビズヒッツは5月20日、「転職が決まらない理由」ランキングを発表しました。同調査は、転職経験がある男女299人(女性164人/男性135人)を対象に、2021年4月3日~5月3日の期間でインターネットにより実施。転職先がなかなか決まらず焦りを感じている人も、採用されなかった理由を冷静に見つめ直すことが、転職成功の糸口になるかもしれません。
転職者が感じた「転職が決まらない理由」TOP3!
転職者が感じた「転職が決まらない理由」1位は、「経験・スキルの不足」でした。2位の約3倍、120票を獲得しています。「企業が欲していたスキルや資格を保有していなかった(男性/転職活動時20代)」などのほか、「他の選考者に比べ、求められる経験が足りないと感じた」「自分の能力を過信しすぎた」などのコメントが見られました。
2位は、「年齢が高い」でした。「年齢制限のない求人に応募したが、自分の年齢が48歳と高かったため(男性/転職活動時40代)」と自ら感じる人もいれば、「面接先の方からも言われた(男性/転職活動時50代)」など、企業側からはっきり言われたという人も。また、「30代後半だったため、それが一番大きい要因ではないかと思った。その業種の経験があればまた違っていたかも(女性/転職活動時30代)」という意見もあり、経験や専門性を活かした転職でないと、年齢はネックになりやすいことがうかがえます。転職活動当時30代以上だった人からの回答が多く見られました。
「転職が決まらない理由」3位は「面接で失敗」……面接数平均は4.4社
3位は、「面接で失敗した」でした。「最終面接で場の雰囲気に飲まれてしまい、自己アピールが十分に行えなかった(男性/転職活動時20代)」「面接で緊張しすぎてしまい何も喋れなかった(女性/転職活動時30代)」というコメントが見られた一方で、「面接でアピールしすぎたのがNG理由だったと思う」「面接で自分を極力さらけ出すようにしており、それがマイナスと判断されたかも」と分析する声もありました。
転職活動中、転職が決まるまでに面接を受けた数は、「2~3社」の人が最も多く、平均は4.4社。8割以上の人が、面接社数5社以内におさまっていました。
「転職が決まらない理由」の6位にランクインした「準備不足」の内容には、「質問を想定したり、その企業について調べたりと、前もってするべき準備が足りなかった(男性/転職活動時20代)」「自己分析があまく、自己PRが企業にとって魅力的に感じなかったのかもしれない(女性/転職活動時30代)」など、特に面接への準備が足りなかったと感じている人が多いようでした。
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