学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「希望するインターンシップ」に関するインターネットアンケートを実施しました。なお、このインターンシップには1日仕事体験や業界研究セミナーを含みます(以下、インターンシップで統一)。
学生たちが興味のある仕事・職種、1位は「商品企画・開発・設計」
学生たちに興味のある仕事・職種を調査したところ「商品企画・開発・設計」が40.0%で1位になりました。その後に「営業・企画営業」36.7%が2位に入り、「総務・経理・人事・法務」34.9%、「広報・宣伝」34.5%が僅差でそれぞれ3位、4位にランクイン。
インターンシップ先を選ぶ基準は「志望業界である」が82.3%で最多に
インターンシップ先を選ぶ基準を調査したところ、「志望業界である」が82.3%で最多でした。次いで、「インターンシップの内容が面白そう」が61.8%で2位に入り、「入社したい企業である」56.7%、が僅差で3位に続きました。インターンシップ参加を通して、希望業界や企業の業務内容を把握したいことと、就職活動を有利に進めたいと考えている学生が多いと推察されます。
インターンシップの希望する期間は「2~3日程度」が75.8%で最多
希望するインターンシップの期間は、「2~3日程度」が75.8%で1位になりました。2位に「1日」67.5%、3位に「5日~1週間程度」56.3%と続きます。「1日」で完結し気軽に参加できるものや、「2日~1週間」という短期間で参加できるものの人気が高いと判明しました。その一方で、「2週間〜1ヵ⽉」は19.9%、「1ヵ⽉」は9.0%で併せて約30%であり、2週間以上の具体的な仕事を体験できる長期間は半数を下回りました。
今回の調査では、学生のインターンシップに対する希望には、「志望業界・入社したい企業」という内情把握のためや「就職活動時の選考に優遇されるため」といった現実的なものが見受けられました。また、希望するインターン期間は短期間であるなど、インターンシップを利用することで、短期間で希望職種の採用に有利性を得たいと考える学生が多いと推測されます。
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