ビズヒッツは4月23日、「転職初日に不安だったこと」ランキングを発表しました。転職経験のある男女500人(女性346人/男性154人)を対象に、2021年4月2~6日の期間で「転職初日の不安に関する意識調査」を実施。緊張と不安でいっぱいの新しい職場への初出勤日。どのような不安を抱え、どんな準備をして初日に挑んだのかを調査しました。
「転職初日に不安だったこと」圧倒的1位は「人間関係・職場の雰囲気」
転職経験のある男女500人が「転職初日に不安だったこと」1位は、「人間関係・職場の雰囲気」でした。回答者340人と、約7割の人が挙げています。「働いている人の年齢層が高かったので、うまく馴染めるか不安だった」「前職で怖い上司に耐えきれず退職したので、転職先で同じような人がいないかが一番不安だった」などの声が見られました。人間関係、職場の雰囲気は実際に働いてみないとわからないため、不安に感じる人が多いようです。「多少仕事がハードでも人間関係が良好だと続けていけそう」というコメントも見られました。
2位は、「ちゃんと会社に貢献して働けるか不安だった」「この会社でうまく仕事ができるか、前の会社でのスキルは通用するのか」など、「仕事ができるか」(78人)。3位は「誰からあいさつすればいいのか、いい印象を与えられるかどうか」「初日のあいさつは短すぎても長すぎても良くないと思い、当日まで迷っていた」など、初出勤日ならではの悩み、「うまく挨拶・自己紹介できるか」でした。
転職初日は何分前に出社する? 不安だったこと5位は「遅刻しないか」
「転職初日に不安だったこと」5位に挙げられたのは、「遅刻しないか」。「これまでの出勤時間と異なるので、時間を間違えて朝寝坊をしないか」「通勤時のバスや電車の乗り継ぎがスムーズにいくか。道路の渋滞、電車の混雑等が不安だった」など、新しい通勤ルートや出勤時間に慣れていないための不安が挙げられました。
転職初日の出社時間で最も多かったのは、始業「30分前」(165人)でした。次に多かったのは、「早く行き過ぎても迷惑だと思ったので」という声もある「15分前」(120人)。中には「早く来るように指示があった。社風が古く、早く来る人はできる人扱いみたい(50分前に到着)」など、かなり余裕を持って出社した人もいれば、「もっと早く着くはずでしたが、緊張し過ぎてバスを乗り間違えてしまい……(5分前に到着)」など、緊張のあまりうっかり遅刻してしまいそうになる人もいるようです。勤務先が高層オフィスビルだと、「エレベーター渋滞」に当たってしまうなど、予期せぬ状況で遅刻してしまう可能性もあります。
オフィスカジュアルの勉強など、初日の準備1位は「身だしなみ」
「転職初日のために準備したこと」1位は、「身だしなみ」でした。「製造業から販売職への転職だったので、化粧の仕方を勉強したり、制服に合う靴や出勤時の鞄を新調した」「髪型を短くし、スーツと革靴と鞄を新調、髭を剃った」「前職は制服で、転職先はオフィスカジュアルであったため、オフィスカジュアルの洋服や靴を調べ、買いに行った」などのほか、スーツをクリーニングに出す、シャツにアイロンをかける、靴を磨く、などの手入れをした人も多く見られました。
「HPで社長や写真に写っている人の顔を覚えた」「会社の公式サイトや口コミサイトをもとに、社風や事業内容について改めて確認した」など、3位は「職場の下調べ」。「営業だったので、営業にかかわる本を何冊か読んだ」「商品カタログやマニュアルをもらっていたので、覚えてから転職初日を迎えた」など、4位は「業務の予習」でした。いずれも初日からスムーズに仕事を始めるためだけでなく、新しい職場の人に意欲を感じてもらうことにも役立つ準備となりそうです。
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