アップルが発売した忘れ物タグ「AirTag(エアタグ)」ですが、スマートフォンユーザーはどのくらいの人が関心を持ち、予約・購入したのでしょうか。MMD研究所が行った「AirTagと忘れ物に関する調査」の結果を見ていきましょう。
調査は4月24~27日の期間、スマートフォンを所有する18~69歳の男女3857人を対象にインターネット上で行いました。
「AirTag」に関心があるのは全体の39.5%、iPhoneユーザーは47.7%
調査では「AirTag」に「とても興味がある」は11.6%、「興味がある」は27.9%と、合わせて39.5%の人が「AirTag」へ関心を持っていることが分かりました。
年代別では、10代(n=119)が53.0%で最も関心が高く、デバイス別ではiPhoneユーザー(n=2122)の47.7%、Androidユーザー(n=1708)の29.3%が関心を持っていました。
iPhoneユーザーの62.4%が購入意向を示している
AirTagに「興味がある」と回答した1525人を対象に購入意向を聞いたところ、「購入した(予約済み)」が10.0%、「購入する予定」が12.9%、「購入を検討している」が45.1%と合わせて58.0%が購入意向を示していました。
iPhoneユーザー(n=1011)に絞ると、「購入した(予約済み)」が9.1%となり、「購入する予定」が14.1%、「購入を検討している」が48.3%と「購入する予定」と「購入を検討している」を合わせて62.4%が購入意向を示していることが分かりました。
忘れて困るもの、忘れ物をしたことがあるもの「スマートフォン」が最多
調査では、「忘れ物をして困るもの」「忘れ物をしたことがあるもの」「なくしたことがあるもの」についても、それぞれ聞いています。
「忘れ物をして困るもの」で最も多かった回答は「スマートフォン」で73.6%、次いで「財布」が71.7%、「鍵」が63.3%でした。
「忘れ物をしたことがあるもの」で最も多かった回答は、同じく「スマートフォン」で49.2%、次いで「財布」が40.8%、「鍵」が26.1%。
「なくしたことがあるもの」で最も多かった回答は「財布」で20.3%、次いで、「鍵」が16.2%、「アクセサリー」が15.4%となりました。
AirTagは、家の中はもちろん、出先で忘れてしまったり、落としてしまったときにも、登録した自分の所有物がどこにあるかを探せる優れモノです。上記質問の回答で上位となったスマートフォンや財布、鍵などはAirTagを使えば、万が一のときにも見つけられるかもしれませんね。