スパコロは4月13日、全国の「ドラッグストア利用率の調査」結果を発表しました。同調査は、全国の10代以上の男女2333名を対象に、2021年4月5日にインターネットにより実施。全国のドラッグストアの中で最も利用率が高かったチェーンと、地方別ランキングが明らかになりました。
全国1位は「マツモトキヨシ」! エリア別では「ツルハ」「コスモス」も
全国のドラッグストアの利用率が最も多かったのは「マツモトキヨシ」(43.2%)。2位は「ウエルシア薬局」(32.5%)、3位が「スギ薬局」(27.9%)でした。
エリア別に見ると、「マツモトキヨシ」が1位を獲得しているのは関東のみ。北海道・東北で「ツルハドラッグ」、中部で「ウエルシア薬局」、近畿で「スギ薬局」、中国・四国、九州・沖縄で「コスモス」が利用率1位を獲得し、地方色が出る結果となりました。
ドラッグストアの店選びで重視することは? リピートには、アプリも大きく影響
ドラッグストアの店選びで重視されることは、「自宅・職場からの近さ」(53.2%)の利便性が1位。2位は「ポイントが貯まること」(45.1%)、3位「他店より安いこと」(40.0%)で、お得感が続きました。「共通ポイントカードが使えること」(27.8%)も5位に挙げられています。
利用率トップ3のドラッグストアで直近1年間に購買経験がある人のうち、アプリを利用している人の割合は「マツモトキヨシ」が 30.4%、「ウエルシア薬局」が 36.7%、「スギ薬局」が 43.5%。3チェーンとも、顧客の3~4割がアプリを利用していました。アプリ利用も、店舗のリピート利用率向上に大きく影響を与えているようです。