4月12日はパンの記念日
4月12日は「パンの記念日」。1842年4月12日、江川英龍によって、はじめてパン焼き窯で「兵糧パン」第1号が焼き上げられたことに由来しています。それを記念し、パン食普及協議会が1982年に4月12日を「パンの記念日」、毎月12日を「パンの日」と制定しました。
2021年、日本の食卓には欠かせないパンですが、全国の中で、どの地域が最もパン好きか知っていますか?
今回は、総務省「家計調査」から、最新のパン支出ランキングを紹介します。また、朝ごはんにパンを食べる頻度(オールアバウト独自調査)についてもご紹介します。
神戸市が堂々の1位!
それでは、パンへの支出ランキングを発表します。下に示しているのは、2人以上世帯を対象にした、2018~2020年におけるパンへの支出平均のランキングです。対象地域は、都道府県庁所在市及び政令指定都市としています。
ランキングに入った街と、支出金額は、下記の通りです。
■パンへの支出が多い街ランキングTOP5
1位:神戸市 3万8435円
2位:岡山市 3万6950円
3位:京都市 3万6316円
4位:東京都区部 3万6154円
5位:大阪市 3万6064円
■パンへの支出が少ない街ランキングTOP5
1位:秋田市 2万4153円
2位:那覇市 2万4802円
3位:福島市 2万5232円
4位:青森市 2万5242円
5位:山形市 2万5636円
次に、パンの中でも、食パンに絞った支出ランキングをご紹介します。
ランキングに入った街と、支出金額は、下記の通りです。
■食パンへの支出が多い街ランキングTOP5
1位:鳥取市 1万2177円
2位:神戸市 1万2123円
3位:金沢市 1万1945円
4位:奈良市 1万1825円
5位:堺市 1万1601円
■食パンへの支出が少ない街ランキングTOP5
1位:秋田市 6918円
2位:山形市 7478円
3位:福島市 7482円
4位:宮崎市 7619円
5位:那覇市 7717円
食パンでは、神戸市よりも鳥取市のほうが支出が多いことがわかりますね。
1週間のうち、朝ごはんにパンを食べる頻度は「1回」が最多
最後に、1週間のうち、朝ごはんにパンを食べる頻度をオールアバウトが独自に調査。下のグラフは、その割合を示したものです。
1000人を対象にした調査で最も多かったのは「1回」で23.9%という結果になりました。続いて多いのは「0回」で22.1%。全体のおよそ80%弱は、1週間のうちに少なくとも1回、朝食でパンを食べていることがわかりました。
以上、今回は、「パンの記念日」にちなんで、パンの支出金額が多い街ランキングをご紹介しました。
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