新築、中古、分譲、マイホームの選択基準

3大出費の1つと言われる住宅費。何千万円とする大きな買い物になるため、どのような家を購入するのかは慎重に選びたいですよね。注文住宅や分譲、中古と様々なタイプがありますが、どのような理由で購入を決めたらよいのでしょうか。

今回は、国土交通省が実施した調査「住宅市場動向調査」から、家を購入した人々に聞いた購入した家を選んだ理由に関する調査データを紹介します。
 

注目住宅を検討した人は住宅のみ、中古住宅はマンションなど幅広く検討

下のグラフは、「注文住宅」「中古戸建住宅」「中古マンション」「分譲戸建住宅」「分譲マンション」の5つの家を対象に、購入時、他に検討した住宅を整理したものです。

※なお、注文住宅は全国、その他の家のタイプは3大都市圏(首都圏、中京圏、近畿圏)で集計した数字となっています。
 



「注文住宅」を購入した人は、27.5%の人が分譲戸建住宅も同時に検討したことがわかります。「分譲マンション(12.9%)」、「中古マンション(4.6%)」となっていることから、注文住宅を検討している人は、マンションよりも戸建を中心に検討していることがわかります。

一方、中古戸建住宅を購入した人は、「分譲戸建住宅(30.4%)」のほかにも「中古マンション(25.7%)」など幅広く検討していることがわかります。

次に、住宅を購入した人は、住宅の種類別にどのような理由で購入を決断したのでしょうか。下のグラフでは、各家の選択理由上位3つを整理したものです。
 


 

注文住宅を選んだ人で最も多い理由は、「信頼できる住宅メーカーだったから」で49.4%となっています。その後は、「一戸建てだったから(34.4%)」「住宅の立地環境が良かったから(37.4%)」という結果になっています。

「中古戸建住宅」や「中古マンション」を選んだ理由に挙げられるのは、「価格が適切だったから」となっており、中古の家を購入した6割程の人が選択理由として答えています。
 

中古住宅を選んだ vs 選ばなかった理由

次に、注文住宅や分譲戸建住宅を選択した人が中古戸建て住宅を選ばなかった理由を確認します。次のグラフは、中古住宅を選ばなかった理由を多かった順番に並べたものです。

 

中古住宅を選ばなかった理由の中で最も多かったのは「せっかくのマイホームは新築の方が気持ち良いから」で、60%を超えています。

次いで「耐震性や断熱性など品質が低そうだから」「リフォーム費用やメンテナンス費用で結局割高になると思ったから」という理由が続いており、中古住宅の品質が懸念事項であることがわかります。

次に、中古住宅を選んだ理由を確認します。
 

最も多い理由だったのは「予算的に見て中古住宅が手頃だったから」とあり67.8%という結果になっています。そのほか、「新築住宅にこだわらなかったから」「リフォームによって快適に住めると思ったから」という理由が続いており、注文住宅の人が理由にあげていたリフォームについて心配している人が少ないことが伺えます。

以上、今回は、注文、中古、分譲の住宅について、それぞれの購入した人の選択理由を紹介しました。

なお、中古住宅を選ぶ際の注意点については、「新築vs中古、決めた理由は?中古住宅の注意点は?」をご覧ください。また、本記事では触れていないリフォームについては「建て替えvsリフォームどっちが安い?こんな選び方は損をする」をご覧ください。